643-1 保育士さんのメッセージで思ったこと
前回の記事を読んで、ある保育士さんからこんなメッセージをいただきました。
私も、大人の考えでごめんなさいを言わせる場面が多いことに違和感がありました。
ありがとうも、ごめんなさいも、子供たちは自分で言いたくなったら言えるし、言わなくても表情を見てたら『いけなかった』『やってしまった』って思ってるのがわかるし。
だからその方は子供たちに「ごめんなさい」を言わせることをしないのだ、ということでした。
こういう大人に見守られていたら、子供たちは自分を大切にできる人になるだろうな、と思います(^ ^)
643-2 自分を大切にするスキル
自分を大切にできることは、生きていく上でとても重要な「生活スキル」ですらある、と最近は思っています。
自分を大切にできないと、その分を他者からもらおうとするようになります。
自分で満たすことができない水槽に、他者から水を注いでもらおうとするようなものです。
そういう人は、他者の思惑をやけに気にしたり、他者からの承認を過剰に求めたり、するかもしれません。
ご本人だけでなく、周囲の人も、自分の水を奪われて困ってしまうこともあるかもしれません。
時には、自分は大切にできないけれど、他者を大切にしようとはする、という方もいます。
それなら社会的には困らないかというと、実はそうでもなく、、、
お互いに居心地の悪い結果になることもしばしば。
643-3 誰でも自分を大切にできる
子供たちばかりでなく、育児療育に悩まれる親御さんの中にも、この「自分を大切にする」スキルが発展途上の方は珍しくありません。
自分を大切にするスキルは、いつでも、いつからでも育むことができます。
それにはいろいろな方法がありますが、日常の所作を丁寧に行うだけでもまずは十分です。
- 自分の身体をケアしてあげる
- 自分にとって居心地の良いこと・悪いことを理解した上で選択する
- よく噛んで食べる
- よく寝る
などなど
一人ではなかなか体感しきれない方、もっと詳しく知りたい方は、どうぞバランスセッションにいらしてくださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします