527-1 ▼ 常識がめまぐるしく変わる時代
最近ではすっかりマスクが当たり前になりましたが、少し前までは、道でマスクをつけていると
「風邪?」
「花粉症?」
などと声をかけ合ったものでしたね。
今となってはそんな記憶も薄れつつあります。
社会の常識や物事や状況が、次から次へと変わっていく昨今です。
何が正解かは誰にもわかりません。
それどころか、答えごと変わっていくようなものです。
今日までの正解が、明日には流行遅れになっていることも当たり前のように起きています。
527-2 ▼ 今のベターを選択し続ける
これからはますます、「今この瞬間の “ベター” 」を選択し続けていくしかない時代に入っていくのだろうなと思います。
うまくいかなくても気にしない。
うまくいっても執着しない。
そうやってどんどん進んでいくことが大切なのでしょう。
身体の「ベターを選択する能力」には、実に凄まじいものがあります。
身体の原理原則では、より心地よい状態を体感すると、さっきまで心地よかった状態が、急に心地よくなくなる現象が発現します。
さっきまではA地点が心地よかったけれど、もっと心地よいB地点を味わうと、A地点の心地よさが感じられなくなる。
自分の身体は常に最善の現在地を知っているということです。
527-3 ▼ 思考の価値観に捉われないように
一方で、思考のほうは、そう簡単にベターを求めて変化していくようにはできていません。
今までの自分の常識にしがみついて情報を取捨選択してしまうことがしばしばあります。
それが悪いというわけではなく、「そういう傾向がある」ことを知って物事を判断し行動していく。
そして、今まで以上により一層、身体の声を聞きとり、自分の生き方に取り入れていく。
そういう姿勢が大切だと思っています。
今後は育児療育の常識も変化していく可能性があります。
自分の今の価値観に捉われず、どんな情報も一旦は受け取ってみる、その上で自分で試行錯誤して取捨選択していく、ということが、ますます大切になっていくのかもしれませんね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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