505-1 ▼ すぐに結果が出てほしいのに
人は、すぐに結果が出てほしいと思うものです。
たとえば誰かに何かをいま教えたら、いま変わってほしくなってしまうのですね。
療育・育児でもそうです。
特に未就学期・学童期のお子さんの育児中に苦しいのは、その時期は子供たちの成長発達が著しいことと、学校という枠組みが決まっていることです。
周囲の子はどんどん成長して変化していくのに、自分の子は変わらないように見えたり、、、
学校の勉強はどんどん進んでいくのに、自分の子の勉強は追いつかなかったり、、、
何度教えても何度工夫しても状況が改善せず、同じ失敗を繰り返したり、、、
そんな状況がどんどん保護者を追い詰め、苦しめます。
505-2 ▼ 本人以上に信じる
人はそんなにすぐには変わりません。
広い可能性と明るい未来を信じてあげましょう。
本人が自分自身を信じる以上にです。
どうしても気持ちが焦っても仕方ないときは、
【 我が子の中にたった一つ残したいもの、託したいものは何か 】
を考えてみてください。
あなたが人生を通じて得てきた、あなたの中に息づいている大切な何か。
生き方、信念、人生訓、、、
お金や資産のような具体的なものを思いつく方もおられるかもしれませんし、「愛」とか「優しさ」とか、抽象的な表現でも構いません。
505-3 ▼ たった一つ託すとしたら
親として先に生まれた人は、子として後に生まれた人に、何かを託してこの世を去ることになります。
そのたった一つ託したいことは、周囲の子と同じレベルで成長することですか?
学校でうまくやっていくことでしょうか?
あなたが人生をかけて歩いてきた道から、たった一つ残したいこと、子供さんに渡したいバトンがそれだとしたら、そこに全力をかけるのが良いと思います。
でも、そうでないとしたら、今のあなたの苦しみを生み出している枠組み、たとえば周囲との比較とか、学校生活の数年間とか、そういうものの見え方が大きく変わってきて、
すぐに結果が出ないこと、思ったようにいかないことへの焦りや悩みが、ふっと姿を変えるのではないかと思います。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
1対1でじっくりとお話を伺う中で、あなたの人生を浮き彫りにします
メッセージはすべてあなたのお話の中にあります
その中から、あなたの才能や生まれてきた意味が見えてくるかもしれません