469-1 ▼ 先が見えない
子供の成長・発達は、先が見えません。
それが当たり前です。
未来のことは誰にもわからないのですから。
ところで昨今では、情報が圧倒的に先行して、
今これをやっておかなければ先行き困るのではないか、という思いが保護者を不安にします。
特に「少しだけグレー」なお子さんの親御さんは、今これをしっかり練習しておけば、小学校に入るまでには「何とかなる」かも、といった類の焦りに捉われやすいように思います。
それで、一生懸命に知育や療育に取り組まれる親御さんもいらっしゃいます。
469-2 ▼ 限界まで行かないと見えてこないもの
そのように療育に取り組まれている方々の中で、もしかしたら、
頑張っても頑張っても成果が出ない
本当にこの子は成長するのだろうか
もう疲れてしまった
この子の将来はどうなるのだろうか
この先どうしたらいいのだろうか
そんな風にお感じの親御さんがいらっしゃるかもしれません。
そんな風に感じられるということは、そこまであなたが頑張ってくださったということです。
逆説的ですが、ギリギリ限界まで行かないと、「もうダメかもしれない」という思いは湧いてこないのですから。
その愛情と熱意と献身に、心から尊敬と感謝をお伝えしたいと思います。
469-3 ▼ 生命が育つ力
本来、生命とは、自分の力で伸びていくものです。
わたしたちの身体も、爪や髪を「伸ばそう」と思うから伸びるのではなく、自然に伸びていきますよね。
子供を育むときに、親が最低限やるべきことは、
・食べさせる
・着せる
・寝かせる
・大きくする
これだけです。
衣食住の充足が先で、学びや発達のサポートは、その次で大丈夫です。
「自分はこの子をうまく育てられていないのではないか」と思うときは、 お子さんに衣食住を与えてくださっているご自身の愛の深さ、成していることの偉大さを、どうぞ思い出してみてくださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします