383-1 ▼ パソコンはなんとかなりました
昨日は突然お休みしまして、失礼いたしましたm(_ _)m
コーヒーを浴びたパソコンは、本体は助かりませんでしたが、データはなんとか吸い上げることができました。
ひとまずは安心です。。
ご心配のメッセージやアドバイスをくださった皆さん、ありがとうございました!
さて今回は、「嘘をつくこと」についてです。
子供が嘘ばかりつくので、我が子の言うことが信じられなくなってしまった、というご相談がありました。
383-2 ▼ 本当のことを言うと叱られるから
お話を伺っていると、嘘のうちの半分以上は、大人に叱られたくなくてその場を取り繕うために言っている様子でした。
このような、本当のことを言うと自分にとってネガティブなことが起こると予想される(叱られる、利益を失う等)というジレンマは、大人にも子供にもしばしば起こります。
指導者は、感情的に叱ることを避け、事実に対して冷静に対応することを心掛けるとよいでしょう。
そして、相手がお子さんの場合は、可能ならば、正直に話せたことを承認し称賛するとよいかと思います。
「正直に話すこと」に対する価値観を育んであげることにつながります。
383-3 ▼ 嘘は幸せにもつながる
ある大学教授の方のエッセイに、「愛については嘘をついていい」という一節がありました。
その嘘をつくことでお互いの関係性が良好につつがなく運ぶのならば、嘘をつくことも大切だ、というご意見でした。
たとえば、パートナーが新しいアクセサリーを身に着けていたとき、自分はそれについて何とも思わなったとして、パートナーが「これ、どう?」などと感想を求めたならば、嘘でもいいから「素敵だね、似合っているね」と言っておくのがよろしい、ということでした。
「何とも思わない」と正直な意見を伝えることは、円滑なパートナーシップにはむしろ妨げになることが多い、というのが、先生のご意見でした。
これについては、お一人おひとりのご意見はさまざまあろうかと思います。
が、嘘というものは、冒頭のお子さんの例のように人間関係に不信を生み出すこともあれば、逆に人間関係の潤滑油になることもあるのだな、と、人の心が生み出すやりとりの奥深さを改めて感じます。
何事も、一概に良いとか悪いとかを決めつけるのではなく、その人だけの事情を十分に汲んだ上で世界観を共有したいものだなと、改めて思う次第です(^ ^)
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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