361-1 ▼ お世話大好きなお子さん
園や学校のクラスには、「お世話大好き」なお子さんがいます。
不思議とどのクラスにも一人か二人はこういう子がいるようですね。
たいていは女の子のことが多いようですが、非常に目端が利いて、先生の手伝いをしたり、遊んでばかりで授業についてこないお友達を注意したり、クラスの流れについてこられないお友達を手伝ってあげたりします。
大人のほうでも内心ではそういうお子さんのことを頼りにして、
(〇〇ちゃんがいるからこのグループは大丈夫だろう)
(その分、こちらのグループに手をかけることができるだろう)
などとクラス内の運営を見積もっていたり、
時にはもっと直接的に
「〇〇ちゃん、ここを手伝ってくれる?」
「みんなに教えてあげてくれる?」
などとお願いしたりすることもあるようです。
361-2 ▼ 管理するのが好きで得意な大人の皆さん
こういった「お世話大好き」なお子さんのおかげで、大人が介入するよりももっとスムーズに、子供たち同士の社会がうまく回っていくことは多いです。
とはいえ、いくら目端が利いてお世話が大好きとはいえ、やはりクラスの他の子供たちと同年代のお子さんですから、その子たちにばかり頼るというのはちょっと違いますね(^ ^)
大人は、「お世話大好き」なお子さんたち自身の心身の葛藤にもきちんと目を向けてあげたいところです。
一方、大人の中にも、「お世話大好き」な方は少なからずいらっしゃいます。
ご自身のお子さんのこと、ご家庭のこと、お仕事のこと、などなど、、、
ご自身が関わるいろいろな場面で、すべての物事を自分の管理下に置きたいと思う方は少なくないようです。
こういった方がチームに一人いてくださると、本当に頼もしくてありがたいですね。
ご本人にとっても、自分でいろいろと管理できたほうが、何が起きているかわかって安心だし、何かトラブルが起きたときにすぐ対処できるし、皆に頼りにされるのは嬉しいし、言うことなし!なんですよね(^ ^)
361-3 ▼ しんどくなったら解決策は一つだけ
ところで、、、
一人で無理なく対応できている間はそれで良いのですが、一人では管理しきれなくなったときに、この「自分で全部管理するシステム」は非常に扱いにくくなります。
(もう自分だけではどうしようもないけど、でも自分がこれをやらなかったら物事が止まってしまう、どうしよう、、、)
という感じになってしまうのですね。。。
そういうときの解決策はたった一つです。
【 思い切って手放す 】
これしかありません。
手放してみて初めて、今まで自分がどれほどがんばっていたか、自分が成し遂げてきたことの素晴らしさがわかりますし、 と同時に、案外自分は一人きりじゃなかったんだな、ということも見えてきますよ。
手放し方がわからない方は、どうぞ相互循環セッションにいらしてください。
必ず手放せるようになります、とはお約束できませんが、きっとあなたの身体があなたの求める方向性を教えてくれると思います。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします