350-1 ▼ 伝える/伝わる
ここ数日、
誰かから何かを受け取るときには、内容ではなく、そこに乗っている空気感・エネルギーが伝わる
のだなあ、と実感する出来事がいくつも起こっています。
全く同じ内容を伝えていたとしても、誰が・誰に伝えるのか、どんなタイミングなのか、その時その場で全く違うものが伝わるのですね。
「伝える」と「伝わる」の違いを以前にも何度か書きました。
たとえばこちらの記事↓
伝えると伝わる
https://sanrindou-members.com/go/4313/
この前後の記事も、同じようなテーマで表現を変えて書いているので、よかったら読んでみてください(^ ^)
350-2 ▼ 内容の正しさは
「伝える」意識でいると、内容の正しさが重要になります。
「伝わる」を重視すると、内容の正しさはあまり関係なくなります。
もちろん間違ったことは言わないほうが良いだろうけれど、そこばかり気にして捉われる必要はありません。
「伝わる」立場から見ると、たとえば、同じ人の、同じ内容の話を、何度も聞いたとしても意味があります。
どんどん深まっていくし、違う角度から入ってきます。
何を伝えるか、と、何が伝わるか、です。
350-3 ▼ あなたは何を伝えているか
大人はどうしても、子供に何かを「伝えたい」と思いがちですね。
保護者として、指導者として、子供たちを教え導き、社会生活をスムーズに送らせてあげようとする立場からは、
「~~を教えなければ」
「~~のようになってもらいたい」
「~~をやめてもらいたい」
といった発想になるのが当然だと思います。
この立ち位置からですと、どうしても「伝える」の側に偏りがちです(^ ^)
一度「伝える」ことをやめてみて、あなたから「何が伝わっているか」を、客観的に見つめ直してみると、何か違った気づきが得られるかもしれませんね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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