349-1 ▼ 良いところを見つける活動
良いところを見つける、という作業があります。
たとえば教育現場では、子供たちの自己理解を深めるために、自分やお友達の良いところを言い合うような活動があります。
大人も、自分を肯定してあげるために、自分の良いところをリストアップするような活動をしたことがある方もおられるかもしれませんね。
(タキモトもやったことがあります ^ ^)
良いところを見つめ、自分を肯定できる、素晴らしい作業だと思います。
349-2 ▼ 「見つける」の落とし穴
ところで、「見つける」という言葉は、実は要注意なのです。
見つけようとすると、思考が働きます。
その人の良いところとは、わざわざ見つけようとしなくても、本来はすでにあるものです。
それを「見つけよう」とすると、途端に、すでにあるものが強張って失われたり、見えなくなったりします。
349-3 ▼ すでにあるものをただ見る
良いところを探す活動自体は素晴らしいものですから、ぜひ皆さんに引き続き楽しんでいただきたいなと思います。
そのとき、良いところを「見つける」のではなく、
すでにあるものを「ただ見る」「認識する」
という枠組みで捉えてみてください。
ほんのちょっとした言葉の違いですが、たったこれだけで、見えてくるものが大きく変わってくると思いますよ(^ ^)
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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