こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、200通目です。
200-1 ▼ いつもありがとうございます!
この連載もとうとう200通目になりました。キリ番ということで何か特別な記事でも書いたほうがいいのかなとちょっと考えましたが、特に何も思いつかないので、いつも通りにやっていこうと思います。
200通目とはいっても特別な何かではなく、199通目の次で、201通目の前、そんな淡々と続く存在でありたいと思っています。
とはいえ、読んでくださるあなたがおられなければこんなに書き続けることはできなかったので、読者の皆様には深く感謝申し上げます✨
引き続きよろしくお願いいたします。
で、唐突にまったく別の話を始めますが、最近取り組んでいるのが、かけ算です。
200-2 ▼ 9×6か、6×9か
かけ算は、「かけられる数×かける数」が正解ということになっていて、たとえば「1皿に9個のリンゴが載っています。その皿が6枚あります。リンゴは全部で何個ですか」このような問題には、9×6と答えなければならず、6×9と答えるとバツになってしまうのですね。👀🍎
そもそもリンゴが9個も載るようなでかい皿が6枚もあるってどんだけよ、などとどうでもいいことを思いつつ、もし現実にこのような場面に直面した際には、54個という数が出さえすれば、頭の中の計算は「クロクゴジュウシ」だろうと「ロックゴジュウシ」だろうと用は足りるわけです。
文章問題の読み取りが苦手なお子さんなどに対して、ここをどこまで正確に追及するべきなのか、塩梅が難しいなと思っています。
小学校の通常級では、この問題に6×9と答えてバツになるのは仕方ないのかなと思います。
また、理屈を理解できそうな子には、かけ算の仕組みを丁寧に教えてあげるのも素晴らしい機会になると思います。やはり原理原則を押さえておくことはすべてに通じる基礎になりますから。
200-3 ▼ ただバツをつける大人ではありたくない!
でも、このあたりをなかなか理解できない子が、せっかく九九を覚えて一生懸命に問題を解こうとしているのに、6×9をただバツにするのは酷だと思うのです。それが積み重なっていけば、子供たちはどんどん算数に苦手意識を持つようになるでしょう。塩梅が難しいというのはここです。
大人としてはせめて、九九を頑張っていることや九九の計算自体は合っていることを褒めてあげたり、9×6の仕組みを教えられるようにもっともっとかみくだいた方法がないか模索したり、してやりたいなと思うのです。
というわけで、この問いの答えがなぜ9×6であって6×9ではいけないのか、言葉やイラストを使えばいくらでも説明はできるけれども、ほとんど言葉を使わなくても直感的に理解できるにはどう伝えればいいか、いろいろ調べたり考えたりし始めているという次第です。
良い方法をまとめられたらまたシェアさせていただきますね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。