こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、91通目です。
91-1 ▼ モニターご応募ありがとうございます!
昨日のモニター募集のご案内に、多くの方からメッセージをいただいております。ありがとうございます!
まだまだ募集を受け付けておりますので、ご興味のある方はぜひどうぞ。
相互循環セッションを受けるついでに何か聞きたいことがあればできるだけお伝えします、ともご連絡しておりましたが、
ここでお寄せいただいた、皆さんが知りたいと思われていることが実に千差万別で、それぞれ色々なご関心がおありなのだなあと思いました。(^ ^)
91-2 ▼ わたしたちは十人十色
興味関心のあり方が人それぞれであるように、、、
人体のつくりは誰でもほぼ同じですが、その身体をつかって生きる我々個人の生き方は十人十色です。
それは療育でも全く同じですね。
自分もそうだったのですが、
特に療育について勉強し始めたばかりの方は、発達のありようを枠にはめたがる傾向があるかもしれません。
集団行動が苦手だから、
極端に引っ込み思案だから、
手先が不器用だから、
先生の指示がきけないから、
お絵描きや工作が苦手だから、
度を越して暴れん坊だから、、、
などなど、さまざまな状態像を拾い上げて、「だから、発達障害かもしれない」「配慮のある関わりが必要かもしれない」と考えます。
91-3 ▼ 枠を持つことも、壊すことも
これはとても大切な視点だと思います。このような視点を周囲の大人が持っていることで救われるお子さんは大勢いらっしゃるでしょう。
その一方で、人とはそもそも、百人いれば百通りの生き様を持つものなのだということも、忘れてはいけないなと思います。
瀧本の「何が知りたいですか」という、たかだかそれだけの質問にすら、一つも同じ回答がないのですから、発達過程にある子供たちの育ちのありようが、ちょっとくらい標準的なものとズレていたって、当たり前なんじゃないかなと思います。
枠にはめて考えたほうが、状況が整理できてシンプルになります。
特に大勢の子供たちを見守る幼稚園や保育園の先生、学校の先生などは、そういった枠組みをご自身の中に持っていると、お仕事の次元が一段上がるだろうと思います。
そして同時に、その枠組みをご自身で壊すことも、恐れないでいただきたいなと思うのです。
わたしたちは皆、同じようで同じでない、一人ひとりの「ひと」なのですから。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。