こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、89通目です。
89-1 ▼ 勘所をつかんで働きかける
今日はディズニーシーに行ってきました。知人がたまたま当たったというチケットを譲ってくれたので、ありがたく行ってきた次第です。
ディズニーランド&シーといえば、どんなアトラクションに乗るにも大行列を覚悟するのがデフォルトですね。。
でも今は、新型コロナウイルス対策で入場者数を厳しく制限されているので、行列はかなり改善されています。長いものは70分待ち、短ければ5分、平均すると15~20分くらいでアトラクションに乗ることができました。1つの乗り物に乗るのに2時間も3時間もかけていた頃と比べると驚くほどの時間短縮です。
とはいえ、広い園内を歩き回ったり、たとえ20分でも行列したりを繰り返していると、どうしても足が疲れますよね。
そこで今回は、昨日の配信でもご紹介した、脚・足のセルフケアを、待機時間にちょこちょこ行いました。
疲れたから足をマッサージする、ことは珍しくないと思うのですが、めくらめっぽうに足をもみほぐすのではなく、どの骨・どの腱・どの筋肉にアプローチするかをきちんとわかった上で触れると、効果は雲泥の差です。
今回も、ケアの後は足の運びが格段に軽くなりました。
やはり何事も、勘所をつかんで働きかけるのが大事ですね。
89-2 ▼ 仮説を立てる
療育でも、この子の支援の勘所、というものがあります。言葉ではちょっとうまく言えないのですが・・・
その勘所をつかむには色々な方法があると思うのですが、比較的誰にでも取り組みやすいのが、「仮説を立てる」ことではないかと思っています。
たとえば、「〇〇という課題に対して、どう支援してあげたらいいかわからない」ということがあると思います。
こういう時に、やみくもに働きかけてもあまり意味はありません。
なんとなく働きかけた結果、うまくいくこともありますが、そのようなまぐれ当たりは再現性がありません。
「~~という理由で〇〇という行動をしているのではないか?」と、仮説を立て、その仮説に基づいて働きかけ、検証していく必要があります。
89-3 ▼ 仮説は間違っていてもいい
この時に立てる仮説は間違っていても構いません。
間違っていたなら、修正すれば良いのです。
仮説を立てずに出発してしまうと、支援がうまくいかなかった時に、どこをどのように修正すればいいかが不明確ですが、
Aという仮説に基づいて働きかけたがうまくいかなかった場合、仮説自体が間違っているのか、働きかけの方法を変えたほうがいいのか、などと検証を繰り返していくことができます。
仮説を頭に置いて支援を行うのと、何もなしにお子さんと向き合うのとでは、支援者に入ってくる情報が違います。
仮説を立てることは、その子に対する支援を深め、勘所を掴むための大切な一歩になります。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。