こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、88通目です。

88-1 ▼ 顔と脚

身体の原理原則から療育を考えてみています。

人はこの身体を使って活動している以上、身体の原理原則が人のすべての言動に影響しているのではないか、という仮説からです。現在までのところ、この仮説はおおむね正しいのではないかな~と思っていますが、まだまだ検証を続けます。

今日は「遠いけどつながっている」についてです。

このLINEによく登場するクラゲ師匠とはまた別の先生から、先日、ある身体ケアの方法を教えていただきました。足・脚を中心にケアする方法です。

今朝、あまりにも顔がむくんでいたので、その脚ケアをやりました。両脚で20分くらいでしょうか。そうしたら、顔のむくみが取れてスッキリ。肌の色も2~3トーンくらいアップしました。

顔を何とかしたい時に、顔をいじるのではなく、脚にアプローチする。
このように、課題になっているところとはちょっと離れたところに解決策があることは多いです。

88-2 ▼ 療育でも、人間関係でも

療育でも同じです。

たとえば感情のコントロールが難しい子に、すぐに気持ちの練習を始めてもうまくいかないことが多いものです。
その場合は、たとえばものを見る力を高める練習、見たものを正確に認知する練習、身体の動かし方の練習など、ちょっと離れたところの練習からスタートしたほうが良い結果につながることがあります。(※その子の特性によります)

人間関係でも同じですね。

ご夫婦の間柄がなんだかうまくいかない・・・という時、たとえば相手が自分の態度に文句を言ってきたとします。
こういう時は、多くの場合、文句を言われたところを直しても、相手の不満は止まりません。相手の不満の根っこは実は全然違うところにあって、それを自分でもうまく認識できなかったり、うまく言葉にできなかったりするせいで、パッと目に付く表面的な欠点を挙げて文句を言っている、ということがよくあるのです。

88-3 ▼ 要(かなめ)

人はわかりやすい課題に目が向いてしまいがちなものです。
誰だって、顔がむくんでいたら、顔を揉んだりさすったりしたくなりますよね。わたしもずーっとそうでした。

でも、多くの場合、解決策はそこからちょっと離れたところにあって、そこに手をかけてあげると連鎖的に全体が改善していきます。

人の身体は全身がつながっています。
同様に、人を取り巻く環境(人的・物的・社会的いずれも)もすべてがつながっています。
離れたところにあっても、つながっていて、一か所を動かせば連動して全体が動いていきます。

そこを動かすだけで一番大きく全体が動く場所、そんな【要(かなめ)】を、見つけてあげてください。

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。