こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、78通目です。
78-1 ▼ 身体を定点で観測する
ここ数日、物事が本当に自分にとって良いかどうかは、自分で判断することしかできないという話をしています。
昨日は、身体の定点観測をして自分の判断基準をつくった上で、検証したいものを変調の時に試してみてはどうか、ということをお伝えしました。
「どんな条件下だと自分の調子が良くなるか・悪くなるか」を振り返ってみると、ご自身にとってわかりやすい定点が見えてくると思います。
78-2 ▼ うまくいっていることばかりだと
ところで、こういった検証は、実は
「うまくいっていることばかりだとわかりにくい」
ものです。
たとえばオイルを使って心や身体が楽になったとして、
楽になってばかりだと、楽が当たり前になってしまって、いつの間にか楽になっていることにも気づけなくなってしまうのです。
人は、案外と、いつも通りの自分を意識することは難しく、いつもと調子が違っている時にこそ自分を認識しやすいものです。
つまり、
<いつもと調子が違っている時=うまくいっている時orうまくいっていない時>
こそ、自分の様子を認識しやすくなるのです。
78-3 ▼ どちらに傾いたほうが認識しやすいか
いつもと調子が違っている時の中でも、うまくいっている時のほうが認識しやすい人と、うまくいっていない時のほうが認識しやすい人がいます。
人それぞれで認識しやすさは違うのですが、どちらかというと、うまくいっていないほうを認識するほうが成功しやすいかなと思います。
たとえば、毎日オイルを塗っているとしたら、ある日パッとやめてみます。
やめてみて、次の生理の時にイライラが強く出たとか、パニックの大爆発が起こったとか、いつもの定点観測の状態が一気に悪化したとすると、、、
オイルを無くしたら状態が悪化した=オイルのおかげで状態が改善されていた、ということがわかります。
うまくいっていないことを認識すると、逆に、うまくいっていることがよくわかるようになるということですね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。