987-1 興味関心を持つことは能力発揮のカギ
47都道府県の名前・形・位置を2日で覚えた子がいます。
この子は、親御さんに言われて勉強していたときは全く都道府県名を覚えられなかったのでしたが、あるとき突然都道府県に興味を持ち、わずか2日で都道府県の情報を全部覚えてしまいました。
自分にとって興味関心があるかないかは、これだけ人の能力の発揮の仕方に影響を与えます。
987-2 能力発揮にブレーキをかけるもの
こういうエピソードを聞くと、「うわあ、すごいな!」って思いますよね。
わたしもそう思ったからエピソードをシェアさせていただいたのですが、逆に、なんで、「すごいな!」と思うんでしょうか。
それは、2日で都道府県を全部覚えるなんて無理だ!と感じるからですよね。
この「無理だ!」がクセモノで、わたしたちは、(どうせ自分にはできない)と、自分で自分にブレーキをかけてしまうところがあります。
大人は特に顕著で、誰もが、なんとなく、自分ってこんなものだよね、と決めています。
自分で自分を決めつけていると、たとえ興味関心があったとしても、爆発的な能力の発揮には残念ながらつながりにくいのです。
987-3 その自分は本当に自分?
「自分を決めてあげる」ことは、大事な経験則でもあります。
これ以上やったら疲れて倒れてしまうぞ、などと、過去の経験から推しはかることで、無理なく自分の活動を調整できますから。
ただ、その経験則が、無意識にブレーキになっていることもあるんですよね。
- やりたいことがあるけど、忙しいから無理だわ
- どうせ自分には無理だろうな
- やればできるかもしれないけど、お金もないし
もしあなたが、過去に一度でもそんなふうに感じたことがあるなら、あなたは「自分ってこんなものだよね」を心の中に持っています。
あなたが思っている「自分ってこんなものだよね」を、一度見直してみても良いかもしれませんね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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