956-1 台風がなんでできるか習ったよ!
小学校5年生の女の子、Sさん。
「今日、台風がなんでできるか習ったよ!」
理科の授業で教わった「台風発生の仕組み」をニコニコ笑顔で説明してくれました。
「まず太陽が熱くて、海の水をどんどんあっためる」
「そうすると海の水が小さいつぶつぶになる」
「それでジュウリュウキショウができる」
上昇気流 のことかな?
「そうそれ! それができて、水のつぶつぶが上に行って、それがいっぱいたまると雲になる」
956-2 人に教えることが一番の学び
雲がいっぱいできて、集まって・・・
ぐるぐる回って、風が吹いて・・・
台風の真ん中は風がなくて、目っていうのがあるんだって!
身振り手振りで熱心に話してくれます。
話し方は行ったり来たりで、内容はちょっと怪しいところもありましたが(先述の文章はかなりまとめたものです笑)、Sさんが台風に強い興味関心を持ったことが力強く伝わってきました。
学習したことを最も身につけられるのは、「学んだことを人に教えたとき」です。
内容の正確さなんて、はっきり言ってどうでも良いのですよね。
正確な知識を知りたければ、専門家がわかりやすく解説した情報をいくらでも調べることができます。
大切なのは、その根っこ。
面白い!と感じること
もっと知りたい!と心が動くこと
誰かに伝えたい!と願うこと
これが一番大事です。
956-3 Sさんの深い学び
Sさんは台風について学んだことを、誰に強制されるわけでもなく、純粋な好奇心をエンジンにして、わたしにシェアしてくれました。
それこそがSさんにとって最も価値ある学びだったでしょうし、そんな学びの場を共有できたことは、わたしにとっても何より嬉しいことでした。
Sさんが受けた理科の授業は、教室を飛び出して、Sさんの心の中に好奇心の灯を掲げてくれました。
人が人に何かを教えることとは、こんなにも美しい姿を持っているのだなと、改めて教えていただきました。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします