889-1 ズタボロ添削
自分の話で恐縮ですが、最近、あるコンサルティングサービスを受けています。
自分の書いたものに先生から添削を受けるのですが、これがもうズタボロです。。
1回目は全部書き直し、2回目は7割くらい書き直し。
次回はどうなるか、戦々恐々です。
先生は決してきつい言い方などはなさらないのですが、やはりこれだけ書き直しを突き付けられると、わりと落ち込みます。
書く作業そのものも結構大変なので、時間的にも精神的にも追い詰められます。
自分には向いていないのかなあ、などと思いかけていました。
889-2 英単語が覚えられないと騒ぐ子供に
そんなある日、子供が、英単語がなかなか覚えられない、と騒ぎ始めました。
毎日1つずつ覚えたら?とか、音やつづりをこんなふうにイメージしてみたら?とか、いろいろ言ってみたのですが、半分パニックになって聞く耳を持たず、自分には英語の才能がないんだ、などと言い始めます。
だんだんこちらも片腹痛くなってきて、思わず、
ちょっと間違えたくらいで何を言っているのか
1回や2回やったくらいでできるようになるわけがない
何度もやって少しずつできるようになっていくものだ
などと、ちょっと強めに言ってしまいました。
その瞬間にハッと気づきました。
これ、まさに、自分ではないですか!
889-3 育児は鏡
わたしも、コンサルの先生から2回添削を受けただけで、「自分には向いていないのかなあ」と落ち込んでいました。
もうやりたくない、などとも思っていました。
おおげさに騒がないだけで、目の前の子供とまるっきり同じことをやっていたわけです。
自分のことは、自分ではわかりません。
相手という鏡を通して初めて、自分の姿を見ることができるようになります。
本当に、育児は自分の鏡だなあ、とつくづく痛感しました。
子供に言ったことをそのまま自分へのメッセージとして、また気持ちを引き締めて、ズタボロになるまで添削を受けてこようと思ったことでした。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。