883-1 みんな笑顔で?
育児・教育・療育の界隈では、「いつもニコニコ、みんな笑顔で」といった雰囲気が奨励されることが多いように思います。
確かに、みんなが笑顔の場はとても素敵だと思います。
ただ、これが、「笑顔でいなければならない」といった強制になると、途端に息苦しくなります。
自然に笑顔になっているのならばもちろん何の問題もないのですが、笑顔を追いかけるあまり、「笑顔でいようとする」「笑顔を作る」ようになると、話がおかしなことになっていきます。
883-2 「する」と「なる」
たとえば園や学校の先生方は、子供たちに良い環境を作ろうとして、ご自身が多少調子が悪くても、職員室を出る瞬間にはパッと明るい表情を身に着けることが習慣になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「する」と「なる」は違います。
身体の原理原則では、最ものびのびと身体本来の力を発揮できるのは「なる」の状態。
「する」はその次です。
笑顔だろうと真顔だろうと、本人にとって一番自然な表情でいたほうが、かえって周囲にも良い影響を与えてくれるものです。
883-3 「なる」に目を向けてあげるだけで
一番いいのは、思わずみんなが笑顔に「なる」ような空気があることですね。
そんな空気を発するための第一歩は、まず自分の中の「なる」を大事にすること。
わたしたちの日常生活では、笑顔を始めとして、「する」があふれています。
「する」を優先する必要があるときでも、「する」の前に自分の中の「なる」に目を向けてあげるだけで、ずいぶん状況が違ってきますよ(^ ^)
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
1対1でじっくりとお話を伺う中で、あなたの人生を浮き彫りにします
メッセージはすべてあなたのお話の中にあります
その中から、あなたの才能や生まれてきた意味が見えてくるかもしれません