水槽を見つめていた男の子
水族館にて。
小学校低学年くらいの男の子が、1つの水槽の前で、じっと魚を見ていました。
親御さんは「他にも魚がいっぱいいるよ」「あっちの水槽もまだ見てないよ」と、彼を急かしました。
男の子は素直に去っていきましたが、何度も水槽を振り返りました。
本当はもっとこの魚を見ていたかったんじゃないかな、と感じたことでした。
心を惹かれたら、堪能しよう
子供さんが何か1つのことに集中しているときは、もし事情が許すなら、十分に堪能させてあげていただきたいなと思っています。
どうも我々大人は、水族館に行くと、すべての水槽を余さず見て回ることが至上命題になりがちなのですが笑、
本人の心を捉えた生き物がいるなら、それを満足するまで見ることのほうが、その子の心の芽を育む可能性が高いです。
1つのことを堪能しきる体験は、集中力や、やりたいことに熱中できる能力につながります。
堪能が心を育む
最近は、大人になってからも、やりたいことが見つからないという人が増えています。
それを思えば、1匹の魚に心を奪われる体験は、とても貴重です。
ぜひ、堪能させてあげてください!
お子さんにも、あなたご自身にも (^ ^)
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。