自己理解のワークでありがちなこと
子供たちの自己理解を深めるために、
- 自分の長所と短所
- 好きと嫌い
- 得意と不得意
などを書き出すワークがよくあります。
こういうとき、子供たちはたいてい
〇〇が苦手なので、できるようにがんばります
自分のこういう短所を直していきたいです
といった雰囲気のまとめに落とし込もうとします。
ネガティブな存在を、よりポジティブなものに置き換えようとするのですね。
短所とは、〇〇
それも悪くはないのですが、
そもそも、短所が悪いものだと思い込む必要はありません。
短所とは、「自分がまだ扱えていない武器」のこと!
何かしら自分にとって響くものがあるから「短所」としてキャッチできているのです。
気になることがなければ、気づくことすらできないのですから。
ネガティブも大切に
そういう意味で、短所は、自分にとってとても大切な存在です。
今はたまたまネガティブに受け取っているだけ、なんです。
自己理解のワークをせっかく行うなら、そんなあたりまで話を深めていけると良いですね。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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育児・療育は親子の育ち合いです。
お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
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