992-1 身体のクセは心のクセ
バランスセッションをさせていただくと、その方の身体のクセがわかります。
我慢している
警戒している
相手に合わせようとしている
遠慮している
無理している
虚勢を張っている
何かと戦っている
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その身体のクセは、そのままご本人の心のクセでもあります。
心身一如という言葉は、本当なんだなあ、としみじみ思います。
992-2 あなたの身体のクセが伝えてくれているもの
クセがついているから良くない、ということではありません。
それはそのまま、あなたが過ごしてこられた何十年かの人生の、大切な軌跡です。
生きていれば、いろいろありますよね。
現代社会を生きるわたしたちは、他者との比較によって自分をはかることが身に沁みついています。
仕事がうまくいかないとか、誰にも評価されないとか、よその子にできることがうちの子にはできないとか、あの人に嫌われている気がするとか、、、
確かに、自分が一生懸命頑張っても、仕事で評価されないことはあるかもしれない(組織の価値観からは、売り上げにつながらない行動は評価しづらいからです)。
でも、あなた自身が努力した事実に変わりはありません。
その努力はすべて、あなたの身体に、「身体のクセ」となって残っています。
992-3 あなたの身体の居心地の良さを見つけましょう
世の中の誰が評価しなくても、あなた自身の努力を認めてあげませんか。
たまたまあの人は自分より仕事で評価されて、たまたまあの人は自分より素敵に見えるかもしれませんが、あの人はあの人、あなたはあなたです。
誰かと比較するのではない、あなた自身の身体と心を認めてあげる場、あなたの身体の本来の居心地の良さを感じる場が、バランスセッションです。
まずはあなたの身体の「居心地の良い状態」を体感してみてください。
その体感を深めていくと、あなたの身体についた「クセ」が、何より大切で、愛おしく感じられます。
そんな場に立ってみると、あなたの見ている世界が、少しずつ変わっていきますよ。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。