937-1 子供の課題と親の悩みの2種類
育児のお悩みには、大きく分けて
- 子供の課題
- 親の悩み
この2種類があります。
2種類は密接に関わり合い、複雑に絡み合っていることがほとんどですが、基本的には別々に対処すべきものだと考えています。
今の日本には、子供の課題に対処してくれるところはたくさんあります。
たとえば児童発達支援の事業所数は過去10年でおよそ4倍に増えました。
細かく見ればまだまだ不十分なところもあるとは言え、年齢の早いうちから子供たちをサポートできる体制は整い続けています。
一方、親の悩みをサポートしてくれるところはあまりありません。
937-2 親の悩みはエネルギーの観点から解消できる
そもそも日本では、欧米のように気軽にセラピーやカウンセリングを受ける文化がありません。
親は何でも一人で黙って頑張ることが美徳のようになっています。
だからこそ、子供の課題と親の悩みを切り分けず(そもそもそれを切り分けるという発想すら浮かばない)、両者を一緒くたにして悩んでしまっているご家庭が多いのかもしれないな、と感じています。
わたしは、親の悩みについて、身体の原理原則の観点からサポートしています。
身体の原理原則とは、人の身体がもともとそのように生まれついている仕組みを体系化したものです。
身体の原理原則にのっとって動けば、心も身体もエネルギーを自然に発揮しながら動きます。
エネルギーというと、ちょっと不思議な感じもするかもしれませんが、これは誰でも持っているものです。
ざっくり言うと「生きる元気」みたいなもので、日本語では「気」という表現が近いのかな?と思います。
937-3 エネルギーを整えることが一番大事
「気」という表現もまた独特のイメージがくっつきやすいのですが、なんというか、手から特別なパワーが出て人が吹き飛ぶとか、そんなマンガのような超人的な力のことではありません。
日本語には「気力が充実している」「気色が悪い」「気迫がある」といった言葉がありますが、こうした慣用表現に使われている「気」から一般的にイメージするものが、たぶん大体近いだろうと思います。
身体がもっとも自然に動くようにエネルギーを整えてあげれば、心の悩みは自然に姿を変え、消えていきます。
親がそうやって自分の心身を整えてから、改めて子供の課題に向き合えば、育児の悩みはもっと早くスマートに、本質的に解決できますよ。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
1対1でじっくりとお話を伺う中で、あなたの人生を浮き彫りにします
メッセージはすべてあなたのお話の中にあります
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