925-1 イライラするのは自分と相手のペースが合っていないから
朝、急いで家を出ないといけないのに、子供がぐずぐずしているのでイライラする!
急いで夕飯の支度をしないといけないのに、子供があれこれ話しかけてきて集中できない。
つい “塩対応” になってしまう!
そんなご経験、あなたもありませんか。
こんなふうに、人がイライラするのは、「自分と相手のペースが合っていない」からです。
上の例は、大人が急いでいて子供がのんびりしているパターンですが、もちろん逆もあって、
子供が心配性で、いつも「どうしよう、どうしよう」と気にしている。
そんなに焦っても仕方ない、となだめても聞き入れない。
あまり続くとイライラしてくる。
といったように、お子さんが先走るパターンも。
925-2 ペースを合わせようとする前にやるべきなのは
こういうとき、最初のうちは「大丈夫だよ、心配ないよ」と大人も穏やかになだめていられるのですが、だんだん大人もイライラしてきます。
そのイライラには理由があって、それは大人が「相手のペースに合わせようとして無理をしている」からです。
こういうときにはまず、相手を感じてみましょう。
相手に「合わせる」のではなく、相手を「感じる」のがポイントです。
多くの大人は、子供に合わせてあげようとするのですが、このとき「感じる」をすっ飛ばして、ただ合わせようとするので、うまくいかないんですね。
この状態だと、「合わせる」ではなく「合わせようとする」にとどまります。
925-3 無自覚の無理が隠れていませんか
「合わせる」ことができるのは、相手を感じたあとの話です。
相手を「感じる」と、自然に自分と相手のペースが合います。
「感じる」を飛ばすと、「合わせようとする」だけで終わります。
この状態だと、合わせようとして無理をしているので、もっとイライラが募ります。
感じる
合わせようとする
合わせる
自然と合う
人間関係にはいろいろな段階があって、どちらかがイライラしているときは、どこかに無理が隠れています。
何かが気になるときは、自分や相手が無自覚に無理をしていないか、状況を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
本日は以上です。
次回の配信は7/17(月祝)です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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