877-1 診断名の捉え方
前回はこんな記事を書きました。
記事の中で、診断名とは「枠組み」だと書きました。
診断名がついてしまうとその先の人生に影響するのでは?というご懸念をよく伺うのですが、これは「枠組み」の捉え方を間違っています。
先に答えだけ書くと、診断名がついたからといって、ご本人の人生には影響しません。
診断名がつこうとつくまいと、ご本人は何も変わりません。
必要なときに利用できる手段が一つ増えるだけです。
ところが現実には、影響を受けている(ように見える)人も少なくありません。
それは、枠組みの内側に入り込んでしまっているからです。
枠組みを利用できていないのです。
877-2 枠組みに振り回される
世の中にはいろいろな枠組みがあります。
枠組みはある面から見れば便利に活用できますし、別の面から見れば手足を縛る枷にもなります。
たとえば、会社員という枠組みを使うと、税金や保険などの手続きなどは全て会社がやってくれて助かりますよね。
一方で、会社の決めたルールに従う等の義務や縛りが発生します。
会社員として生活されている方は、その枠組みに納得して、ご自身の生き方として採用されているはずです。
ところが現実には、会社勤めに関してあれこれと愚痴を言ったり、仕事がつらいから生きることが楽しくなくなったり、している方も少なからずいます。
これは、枠組みを利用しているというより、どちらかというと振り回され、本来は必要のない影響を受けてしまっている例です。
877-3 必要なら利用すればいい
どんな枠組みでも、必要なら採用して利用すればいいだけです。
一つの枠組みにこだわる必要もないので、自分の必要性が変わったらまた別の枠組みを使えばいいし、同時にいくつもの枠組みを使い分けたっていいのです。
多くの方が、こうした概念の枠組みを利用できていません。
概念の枠組みの内側に入り込んでしまっていることがとても多いように思います。
「わたしは会社員です」はいいとして、「会社員がわたしです」となるとちょっとずれてくるのですね。
診断名もそれと同じです。
続きは次回に。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
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