836-1 心機一転的な季節
3~4月は、進級・卒業・入学と、子供たちにとって新しい転機となる機会がたくさんありますね。
大人の皆さんも、新入社・転勤・転属・転職などなど、新しい一歩を踏み出される方がいらっしゃることと思います。
こういう時期にはたいてい、ワクワクするような、胸の躍るような、期待に満ちた言説が世の中にあふれます。
いかにも未来は前途洋々として、輝かしく希望にあふれていて、自分も心機一転、新しい世界で何でもできる!という気がしてきますよね。
836-2 羽虫のような人生
それで本当に希望に満ちた一歩を踏み出し、歩み続けることができる人は何の問題もありません。
ぜひその調子で前進していっていただけたらと思います。
一方で、その一歩を踏み出せない人、踏み出したはいいがすぐに路頭に迷う人がいます。
実はわたしは「踏み出したはいいがすぐに路頭に迷う人」でした。
明るい言葉に乗せられて、すごく明るい気持ちで意気揚々と歩き出すのですが、一瞬の高揚が醒めると、自分の中に何もないことに気づくのです。
世界が明るかったのは自分の周囲に電気がついていただけで、自分は羽虫のように明かりに引き寄せられていただけ。
電気が消えたら自分の中は空っぽです。
自分がどこにいるのかも、これからどこに行ったらいいのかもわからず立ち尽くす。
そんなことばかり繰り返してきました。
836-3 陰陽のバランスをとる
そういう人にお勧めしたいのは、「陰陽のバランスをとる」ことです。
身体の原理原則では、人の身体は陰陽で成り立っている、と捉えます。
前途洋々とした明るい未来が陽だとしたら、陰の側も必ずあります。
人生の進路で「陰陽のバランスをとる」とはどういうことか、続きは次回に。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
1対1でじっくりとお話を伺う中で、あなたの人生を浮き彫りにします
メッセージはすべてあなたのお話の中にあります
その中から、あなたの才能や生まれてきた意味が見えてくるかもしれません