707-1 何かがうまくいかないときにお勧めしたいこと
何かが心配なときやうまくいかないとき、人はたいていその「何か」に強くフォーカスしています。
育児療育の場合、その「何か」はお子さんであることが多いですね。
「何か」にフォーカスしてうまくいくことももちろんあります。
でも、それがうまくいかないときは、別の解決策も探していきたいところです(^ ^)
そんなときに、身体の原理原則から見てお勧めしたいのは、療育をしている側の大人のほうにも目を向けてみること、です。
関わり合う2者は、お互いに影響を与え合うものですから。
707-2 2者の影響の与え合いを身体の原理原則から見ると
お互いに影響を与え合うことについて、身体の原理原則から見るととてもわかりやすくなります。
たとえば何かを触るときの身構えについて。
平たいテーブルを台拭きで拭こうとするとき、人は手を平たくします。
柔らかい赤ちゃんの肌に触れようとするとき、人の手はふんわりとやわらいでいます。
相手(この場合はテーブルや赤ちゃん)と関わるとき、自分は無意識に影響を受け、自然に自分自身を変化させています。
親子という関係性、育児療育という関わり合いの中でも同じです。
触れる対象が変われば自分の手が変化するのと同じように、相手が変われば自分も変わり、自分が変われば相手も変わります。
707-3 自分と相手のバランスで見る
育児がうまくいくには、親か子のどちらかだけではなく、親も子もどちらもうまくいくことが大切です。
何事もバランスで、「相手」への意識が強すぎて「自分」が置き去りになってはうまくいきません。
自分を整えるだけで、育児療育がサラッと流れ出す、なんていうことは当たり前のように起こります。
一人では難しいときは、ぜひバランスセッションに来てみてください。
特に、相手に気持ちが行き過ぎて苦しいとか、何かに行き詰っているとか、そういうときにお勧めですよ。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします