不適切行動の少ない自閉症のお子さんに見られる7つの共通点

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648-1 情緒の安定につながる7つのポイント

特別支援学校に通う自閉症のお子さんの情緒の安定と生活実態とを比較した研究によると、不適切行動の少ない(=情緒の安定した)お子さんは以下の7つが充実していることがわかっているそうです。

  1. 基本的生活習慣が正しく身に着いている
  2. 生活リズムが身に着いている
  3. 家事を日課として行っている
  4. 一人で楽しめる余暇を持てる
  5. 働くことに意欲を持っている
  6. 主体的に行動できる
  7. 役割を最後まで遂行できる

以下、7つを簡単に説明します。

648-2 7つの簡単なご紹介

1は、日常生活において支援を受けずに一人で行動できること、2は、決まった時刻に寝て起きることです。

3のように家事が日課になっていると、家庭で目的を持って行動できます。
決まった役割を果たして家族に喜ばれることにもつながります。

4は、家族の誰かがついていなくても一人で楽しめたり、地域社会と関われたりする余暇活動を持つことです。

5は、職業として働くということも含みますが、それ以上に、自身の生活の場で誰かの役に立っている、貢献しているという感覚を持つということです。

6は、自分のことは自分でする意識を持つ、自分で考えて行動できることです。

7は、決められた役割を途中で投げ出さず諦めず、最後までやり通すことです。

648-3 生きていることが楽しいと思えるために

発達特性や知的障害の有無にかかわらず、どんなお子さんにとっても、さらにはわたしたち大人にとっても、参考になる観点ではないかと思います。

たとえば、一般的な公立小・中・高等学校の通常教室の中に、7つのすべてをクリアできているお子さんが一体どのくらいいるだろうかと考えると、どうでしょうね。

情緒の安定とは、シンプルにいえば「生きていることが楽しい」ということではないかと思います。

楽しく生きていくために、必ずしも7つすべてをクリアする必要もないかもしれませんが、今の生活に何かが足りていないと感じる方は、ご自身やご家族について、7つの項目を振り返ってみると、何かのヒントが見つかるかもしれませんね。


本日は以上です。
次回の配信は6/27(月)です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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