身体の働き

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579-1 ▼ 手先の運動の土台になるのは

前回はこういう記事を書きました。


人差し指の先で対象物を捉えることは、繊細に物事を認識することにつながります。

こうした土台がないと、文字を書いたり洋服のボタンを留めたりするような指先の細かい動作は難しく感じられるでしょう。

ところで、こうした手先の動作は、体幹部を固めることによって生み出されています。

579-2 ▼ 体幹部の安定によって生み出されるもの

人差し指の先でチョンチョンと紙をつつこうとするとき、人はまず胴体を安定させ、肩・肘・手首・指先を安定させて、手首のスナップで指先を動かします。

土台となる体幹部がぐにゃぐにゃしていると、この動きはできません。

指先を繊細に思い通りに扱うこと、集中して人の話を聞くこと、自分の考えをまとめること、読み書きすること、といった、学びのために必要なスキルの土台には、すべてこの体幹部の安定があります。

集中が途切れやすい子供たちはたいてい身体がフラフラしていたり、着座姿勢を保てなかったりします。

だからこそ子供たちには体幹部の安定は大切なキーワードになります。

579-3 ▼ 目的や必要に応じて

その一方で、大人たちの中には、体幹部が安定しすぎて、安定を通り越して固まってしまっている人も多いですね。

日々パソコンに向かったり、書類仕事をしたり、スマホをいじったりして、ほとんどの大人は体幹部とそこから伸びる四肢を固めて動いています。

それは思考の働きを引き出し指先を繊細に操作するために必要なことでもあり、行き過ぎると、凝りや痛み、思考や発想の無意識の固定化といった副作用が出てくるものでもあります。

どちらが良い悪いということではないので、「自分で自分を固めている」と認識できるだけでもずいぶん身体は変わりますし、自分の目的や必要に応じて、安定感と柔軟性を選択できるようにもなります。

子供たちの心身の発達のプロセスを見ていると、大人たち自身についても改めて認識が深まりますね(^ ^)


本日は以上です。
次回の配信は3/28(月)です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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