話を聞くことが苦手な子に。〇〇を意識したアプローチの一例

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453-1 ▼ 話を聞くことが苦手なお子さんへのアプローチ

話をきちんと聞きましょうと指導してもピンと来ない子がいます。
形のない「音、声、人の話」を集中して聞き取るというのは、実はなかなか難しい課題です。

身体の原理原則を活かしてアプローチしてみましょう。

身体から見ると、【アウトプット先が決まっていると、インプットの質が変わる】、という原則があります。

これを応用して、意図を持って話を聞くために「質問する」ことを取り入れた課題を行ってみるのが一つの手です。

そこで今回は、「家族やチームメイトの紹介シートを作ろう」という活動をご提案します。
チームワーク向上・絆を深めることにも役立ちますよ(^ ^)

以下に具体的な作業例を挙げてみます。
内容や作業の難易度はお子さんに合わせて調整してあげてくださいね。

453-2 ▼ 紹介シート作成の手順

1.バストアップで写真を撮る
背景はできるだけ何もない状態のほうが情報が整理されます

2.写真の下に漢字で名前を書く
お子さんの理解度によってひらがなやローマ字表記なども追記します

3.年齢、性別、誕生日、職業、趣味、好きな/苦手な食べ物、他者から見たその人の長所、などなどをお好みで記載する
相手の情報を質問して聞き取ります

4.一枚の用紙に情報をまとめて完成
紙ベースでも、タブレット端末上でデジタル的に作成しても良いでしょう

子供たちは、自分が知っている人の写真や情報を見るのを喜ぶことが多いものです。
何かを作るという目的があると、質問する→聞き取るという行動に自然と身が入り、活動の中で、「聞く」とはどういうことかを自然と体感できます。

人の顔に興味がない、外見から男女の区別を読み取れない、発達段階が幼い、といったお子さんに対しては、身近な人々の属性(顔、名前、性別等)を憶えてもらうきっかけにもなります。

453-3 ▼ さまざまな目標設定が可能

この活動は、「質問すること・注意して聞き取ること」以外にも、さまざまな目標設定ができます。

  • 協力して作業すること
  • 複数の手順を踏まえて作業すること(段取り力)
  • 道具を使いこなすこと
  • 相手と適切にやりとりすること
  • 見やすさを考えて表現を工夫すること
  • 自己・他者理解を深めること

などなど。

特性や発達段階、その子の現在地に応じて、ふさわしい目標を設定してあげてください。
(たとえば「見やすさを考えて表現を工夫する」というのは、一般的には小学校4年生あたりで学習目標に入ってくるものです。それを1年生に要求しても無理がありますね。)

この活動、大人同士でやっても面白いですよ。
たとえばあなたの会社の同僚の「趣味」や「好きなこと」、パッとわかりますか?(^ ^)
テレワークなどで直接顔を合わせる機会が減った今、こうした形で積極的に情報交流をしてみるのも良いかもしれませんね。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

  • 療育のセカンドオピニオンが欲しい方
  • 一般的な療育支援分野とは違う角度からアドバイスが欲しい方
  • 漠然とした不安や言葉にしづらい”何か”があってクリアにしたい方

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育児・療育は親子の育ち合いです。お子さんのお話だけでなく、親御さんのお話を伺うことも大切な時間です。
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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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