440-1 ▼ 相手を把握するときに気をつけたいこと
前回は、相性が合わない相手とより良く付き合っていくには、まずは相手がどんな人かを自分なりに把握するのが一つの方法、と書きました。
▼ 前回の記事はこちら
相性が合わない相手とより良く付き合っていく方法
https://sanrindou-members.com/go/6001/
人を把握する、というときは、相手の物言いや態度、どういう状況でどんな反応を見せるか、持ち物や服装の雰囲気、趣味や好き嫌いや得意不得意、といった、外側から見える情報を観察していくことが多いのではないかと思います。
こうした外側に見えている情報をきめ細かく収集していくことはとても役に立ちます。
ところで、外側から人を見るときに注意したいのは、「人は自分の身体の在り方に沿ってものを見ている」ということです。
440-2 ▼ 人の身体の在り方のパターン
身体の原理原則から見ると、人の身体の在り方にはいくつかのパターンがあります。
同じパターンの人はおおむね似たような物事の捉え方をします。
違うパターンの人は、物事を全然違ったように捉えています。
それを知らずに、自分の土俵からだけで相手を捉えようとすると大きく食い違ってしまうことがあります。
たとえば一例としては「無意識のうちに何を見ているか」があります。
駅の階段を降りるときに、足をおろす次の段を見ていないと降りられない人がいます。
その一方で、階段を降りながら、改札を過ぎて道の向こうのずっと先のほうを見ている人がいます。
(あなたはどうですか? ^ ^)
これは、前者の身体の使い方が下手だから階段を見ていないと降りられないというのとは違います。
主な情報の受け取り方が違う、ということです。
前者は、目に入るものの一番手前、自分のすぐ次の一歩になるところを見ています。
後者は、目に入るもののうちで一番遠くを見ています。
それがその人にとって最も自然な在り方なので、身体の動かし方も考え方もそれに従ったものになるのですね。
440-3 ▼ 人は自分とは全く異なる世界を見ている
たとえば前者は「すぐ次の一歩」を見ているので、何か課題が起こるとすぐに具体的な解決策を考えて実行したがります。
後者は「一番遠く」を見ているので、課題が起きてもゆったりと構えて経過を待つことがあります。
この二人がうまくコンビを組めればいいのですが、一歩間違うと、
「あの人はトラブルが起きても全然動いてくれない」
「あの人は何か起きるとすぐに大騒ぎする」
といったお互いへの不満になりかねません。
身体の在り方のパターンは、体感してみないとなかなかわかりません。
逆に、一度でも体感してみると、自分と他人とはこんなにも違う世界を見ていたのかと衝撃を受けられると思います。
直接体感してみたい方はぜひ相互循環セッションにお越しください。
あるいはオンラインで講座をやってみてもいいかなと思っています!
ご興味がある方は公式LINEアカウントまでメッセージください。
三輪堂 公式LINEアカウント
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
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心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします