こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、126通目です。
126-1 ▼ 「内側を見る」の体現
昨日は、「伝わる=内側を見る」は頭では捉えられない、体感するしかない、と書きました。
たとえば以前からお伝えしている「相互循環セッション」ですが、これはまさに「伝わる=内側を見る」を体現するものです。
相互循環セッションでは、肌に手を触れてゆっくりと揺らし、波を通していきます。
それだけで全身の連動が高まり、関節の可動域が上がったり、呼吸が深くなったり、身体の余計な力みや強張りがほどけたりします。
126-2 ▼ もともと持っていたものを思い出す
相互循環セッションは、身体が育とうとしている方向に後押ししてあげて、内側にすでにあるものをよりよく連動させるという視点で構築されている施術です。
119通目で、犬や猫は筋トレをしないのに素晴らしい運動能力を発揮するという話がありました。
相互循環セッションを受けると、その犬や猫の身体の使い方に近づいていきます。
頭で考えて固めてしまっていた身体が、本来の筋肉や関節の動き方を思い出して、身体自身がもともと持っていた力を素直に引き出してくれるようになるイメージです。
126-3 ▼ 内側から引き出すと
療育や教育の現場では、先生方が思考で考えてアプローチする方法論が主流だと思います。もちろんその方法論も大切で必要ですが、一方で同時に、身体をゆるめて本来の力を素直に引き出してあげると、大人も子供も、頭で考えた枠を軽々と飛び越えて、勝手に変化していきます。
すべての療育・教育現場でこんな変化が起きたら、どんなに素晴らしいことになるだろうかと思います。
(相互循環セッションの体感モニター募集は終了していますが、もし体験してみたい方がいらしたら個別にご連絡ください)
さて、本来の力を引き出し、内側にすでにあるものを使うための方法は、相互循環セッションのほかにもう一つあります。
明日はそれについて触れてみますね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。