こんにちは。三輪堂です。
面白く生きる連載、121通目です。

121-1 ▼ 「伝える」と「伝わる」の違い

昨日は、誰かに何かを伝えたい時も、相手の外側にくっつけるのではなく相手の内側を見るスタンスで接することを書かせていただきました。

「伝える」と「伝わる」の違いがあります。

日本語の微妙なニュアンスの違いですが、

「伝える」は、自分「が」伝える、という、自力や主体性が正面に出ます。
「伝わる」は、相手に勝手に伝わっていくというような、他力や、自分以外の何かの力の存在が見えてきます。

121-2 ▼ より深く入っていくのは

「伝える」は、自分が相手の外側にくっつけようとすること、「伝わる」は、相手の内側に勝手に響いていくこと、とも言い換えられるかもしれません。

誰かに何かを伝えようとする時、どちらのほうがより深く入っていくかというと、「伝わる」のほうです。

自分が相手に伝えた内容よりも、勝手に伝わった何かのほうが、相手の心に届くのです。

121-3 ▼ 相手に伝わっていくもの

より深く「伝わる」のは、どんなことかというと、伝えた人の日頃からの在り方や、想いや、意図ではないかと思っています。

その場の思いつきや、義務感、口先だけ、で伝えたことは、それなりの伝わり方しかしません。

が、

これを伝えた結果相手がこうなってくれたら嬉しいという深い想い、
伝えた事柄のさらにその先にある広く深いビジョン、
心から相手の幸福を祈る誠実な在り方、

そういったものが込められている時ほど、たとえどんなに言葉がたどたどしくても、その場ではうまく表現できなかったとしても、何かしらが「伝わって」いるものです。

相手の外側にくっつけるだけなら、「伝える」だけでも十分かもしれません。
でも、相手の内側に届くのは、「伝えたこと」を超えた、深みのある何かなのだろうと思っています。

本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。