400-1 ▼ 悩みを違う視点から捉え直してみると
育児・療育の悩みは実にさまざまです。
文字が書けない
計算ができない
文章が読めない
偏食がひどい
怒りをコントロールできない
自己肯定感が低い
学校に行けない
お友達とうまくいかない
自分の時間をコントロールできない
生活費をすぐに使い切ってしまう
恋愛関係がうまくいかない
仕事が長続きしない
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などなど、その方の発達段階、年齢、生活のステージなどによって多種多様な課題が生まれます。
これらの問題を、一つひとつの事象ではなく、もっと抽象度の高いところで捉え直してみると、すべては 「自分と、誰か/何か との関わり方」 という一点に集約されます。
育児・療育に限らず、人生で起こる出来事のすべてはここにつながってくるのかもしれないな、とも思っています。
400-2 ▼ 自分と、誰か/何か との関わり方
育児に悩みがあってご相談をお寄せくださる親御さんは、たとえば「子供の偏食に悩んでいる」といったように問題を翻訳されます。
もちろん偏食は大切な課題ですから、丁寧に対応していきたいものではあります。
偏食に対する対応方法は相当程度確立されていて(個々の事情に合わせて微調整が必要とは言え)ネットで検索したり本を読んだりすれば情報は簡単に見つかります。
でも、その裏にある「自分と、誰か/何か との関わり方」の課題に手を入れてあげない限り、問題は形を変えて何度も起こります。
「関わり方」はさまざまな位相で示されます。
お子さんと食べ物との関わり方
親御さんとお子さんとの関わり方
親御さんと食べ物との関わり方
お子さんとお子さん自身との関わり方
親御さんとご家族との関わり方
親御さんと親御さん自身との関わり方
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400-3 ▼ 自分自身との関わり方がすべての土台
人生に起こるすべての課題は相似形です。
一番の根幹にある課題を解決していけば、その上に積み重なったものは勝手に変化していきます。
もし、身近な誰か/何かとの関わり方に迷ったら、一旦そこから目を離して、自分にとって一番身近な「自分自身」との関わり方を見直してみましょう。
自分自身の扱い方が雑だと、周囲の人や物との関わり方も雑になります。
自分自身が焦っていると、周囲の人や物との関わり方もセカセカしたものになります。
逆に言えば、周囲に対していつも腹を立てていたり不満があったりする人は、自分自身のどこかに腹が立っていたり不満があったりするのかもしれません。
誰かに/何かに対して、困ったり、行き詰ったり、変化させたいことがあったりするときは、まずは 「自分と、自分自身との関わり方」 を見直してみてはいかがでしょうか。
どうすればいいかわからないときは、どうぞ相互循環セッションにいらしてみてください。
あなたの身体が伝えてくれているヒントから、あなた自身の関わり方をご一緒に見つめ直していきましょう。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る
心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします