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「何度教えてもうまくいかない学習指導」の事例を身体の原理原則から見直してみる

目次

376-1 ▼ 自他の関わりを3つの観点で見直す

本日はお知らせから。

7/4(日)は、いつも通りオープンチャットの配信はお休みです。
次回の配信は7/5(月)22:50頃です。
どうぞよろしくお願いいたします。

では本編です。

身体の原理原則では、誰か・何かとの関わりを、次の3つの観点から捉えることがあります。

  1. 自分がどうするか
  2. 相手がどうするか
  3. 自分と相手の間

1も2も大切な在り方ではありますが、結論だけ言うと、最もお互いの身体が喜ぶのは3の観点から行動したときです。

376-2 ▼ 学習指導に当てはめてみると

たとえば学校での学習において。

漢字がなかなか覚えられない、桁数の多い計算の位取りがうまくいかない、覚えてもすぐ忘れる、などなどのご相談がしばしばありますが、 学びに必要な認識力のどこかに弱さのあるお子さんは、一般的な方法では学校の勉強がうまく理解できないことがよくあります。

そういうときに大人がついつい言ってしまいがちなのが、「何度も言ってるでしょ」という一言。

何度も言ってるけど、ここはこうやって計算するんだよ
何度もやってるでしょ、この漢字はこう書くんだよ

大人からすれば、確かに「何度も言っている」「何度もやっている」ことではあるのですが、お子さんにとっては「何度も言ってるけど」の部分は恐ろしい重圧になりかねません。

376-3 ▼ 1と2でうまくいかないときは3を見直そう

「何度も言ってるけど」と大人がつい言ってしまうというのは、身体の原理原則で言うところの「1.自分がどうするか」の部分です。

大人は間違いなく何度も何度も教えている。
「1.自分は教えている」のです。

それを受け取るお子さんのほうは、「2.相手がどうするか」に当てはまります。

何度も教わったかもしれないけれど、身についていないのであれば、教わるという目的を達成したことにはなりません。
「2.相手は受け取っていない」のです。

こういうときには、「3.自分と相手の間」を見つめ直してみましょう。

自分は教えている、でも相手は受け取っていない。
それならば、教え方や伝え方を変えたり、お子さんの認知特性を改めて確認したり、といったように、自分から相手に伝わるもの、自分と相手の間をつなぐものに焦点を当ててみましょう。

きっとお互いの関係性に新しい波が起こることと思います。

身体の原理原則1~3は、体感ワークをするのが一番わかりやすいので、ご関心がおありの方は相互循環セッションにお越しください(^ ^)


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

自分の身体からの答えを知りたい方へ

身体の現在地を認識する
心と身体のバランスを整える
身体からのメッセージを受け取る

心身と対話する静かな時間をお過ごしください

あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます

あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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