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人は死ぬまで生きている。片方だけでなく、全体を見よう

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337-1 ▼ 死ぬまで生きている

整体は、治すことだけを見ないで「死ぬまで生きている」という流れで見る。

だから、(風邪などで発熱した時)熱だけを見ると、下げないといけない悪いもののように見えてしまうが、「生きている人は温かい、死んだら冷たくなる」からスタートすると「普段以上に活発に熱を出すって、どういうことなんだろう」から始められる。

これは、瀧本の整体の師匠の言葉です。

身体の原理原則も、療育も、人生も、全部これだなあと思います。

かたいっぽうだけ・部分だけを見ないで、全体を統合して広い視野で見ることが大切なのだということですね。

337-2 ▼ 機嫌が悪い状態は「ダメ」なのか?

たとえば子供がお利口で、大人の言うことをしっかり聞いて、いつもニコニコ機嫌が良かったら、それは素晴らしいことですね。
大人はその状態を喜びますし、子供がお利口でいることを褒めます。

他方、子供が大人の言うことを聞かないでわがままばかりして、泣いたり怒ったりしていたら、大人は子供を「ご機嫌な状態=より良い(と大人が思う)状態」に戻してやろうとします。

確かに、ご機嫌が回復するようにサポートしてあげるのは大切なことかもしれません。

でも、機嫌の悪い状態が「ダメ」ということではないのです。

どちらも、「死ぬまで生きている」中での大切な状態であるという大前提を忘れないようにしたいなと思うのです。

337-3 ▼ 生きている人が持っているものはそのままで全て素晴らしい

大人も、自分のネガティブな思いや、ダメだと思っている部分を、押し殺したり、全部ポジティブに変換して昇華しようとしたりします。

そういう手続きが効果的で大切なときは確かにあるのですが、、、

大前提は、生きている人が持っているものは全てありのままで素晴らしい、ということを忘れないでいただきたいなと思います。

自分のことを自分でダメだと思い込んでいる部分、
良くないと思っている部分、
「だから私はダメなんだな」と思う部分、
「もっとここを変えたほうがいいな」と思う部分、

それらを一度全てそのまま受け止めてあげてほしいなと思います。

自分のことを自分で良いと思う部分だけ受け入れて、ダメと思う部分は排除するのは、はっきり言うと片手落ちです。
木を見て森を見ていないようなものです。

身体が真の力を発揮できるのは、全体が統合されている瞬間です。

身体の原理原則にもとづいて、良い部分も悪い部分も、「死ぬまで生きている」という大きな流れの中で見てみませんか。

きっと、もっともっと、あなたの周囲の世界が、温かく深みのあるものになっていくはずです。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

自分の身体からの答えを知りたい方へ

あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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