333-1 ▼ 「やらなきゃ~」はしんどい
日々の生活の中で、
「やらなければいけないこと」
「だけどやりたくないこと」
って、ありますよね。
やりたくないことを「やらなきゃ~」と思っているときって、ものすごく気が重くないですか?
実際、「やらなきゃ~」の思いがあるときは、頭の中のバッファをものすごく食っている状態です。
すごく気が重くてエネルギーが落ちて、他の作業にも支障が出ます。
身体の原理原則では、身体は動くところから動かす、が鉄則です。
動きたくないところを無理に動かそうとすると、身体の表面の筋肉が頑張って働いてくれて、身体は動きます。
でも、余分に努力をしているので、エネルギーが無駄になっています。
333-2 ▼ やれることからやっていく
この原理原則を、日常の作業に応用してみましょう。
「やれることからやっていく」作戦です(^ ^)
今日やるべきことをリストアップして、自分なりに考えた優先順位で、大事だと思うものから順番に書いていってみてください。
で、ひとまず、そのリストの上から(自分が優先順位が高いと思ったものから)手をつけていってみてください。
やってみて、やりたくないとか、気が乗らないとかと思ったら、すぐ次の項目に移ります。
次へ次へと移りながら作業していると、思いがけずはかどるものがあったりします。
それが「身体が選んだ」今日の作業ということです。
思考で決めた優先順位と、身体が選んだ優先順位は全然違うこともあるのですね。
333-3 ▼ 身体が動くままに任せよう
そうやって次々と作業を変更しながら、休まず作業を続けていると、だんだん身体が動き出します。
いくつかの作業をやり終える頃には、今までやりたくなかった作業にもふわっと手がつくことがあります。
頭でこれをやろうと決めるのではなく、身体が動くままに任せてあげてください。
この方法は大人だけでなくお子さんにも活用できますが、うかつに「やりたくないことは後回しに」などと言うと、「宿題はやらない!ずっとゲームをしていよう!」となりかねないので、伝え方は配慮してあげてくださいね(^ ^)
お子さんにとっても本当は自分の内側から出てくる情熱に素直に乗っていくのが良くはありますが、そうも言っていられない状況もあると思うので(^ ^) 、最初にやるべき作業をリストアップするときに大人が微調整してあげるのが良いかなと思います。
ピンと来たら、試してみてくださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
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