325-1 ▼ ゴールデンウィークと行き渋り
週末を迎え、いよいよゴールデンウィークというご家庭が多いでしょうか。
4月からの新学期を過ごしたお子さんたちには、ほっと一息、というところかもしれませんね(^ ^)
長期休暇明けには、学校への行き渋りが多くなります。
(大人だって休み明けには仕事に行きたくない気持ちになることもありますものね。)
学校の何が嫌で行きたくないと思うのかはお子さんによります。
325-2 ▼ 登校渋りを軽減する2つのポイント
学校とお子さんとの間に何らかの課題がある(先生やお友達が苦手だ、学習環境が特性に合っていない、等)場合はまた別の話になりますが、
特別にそのような問題は見受けられないけれども何となく行きたくない、というお子さんの場合、
- 学習習慣を維持する
- 時間を自分でコントロールする
この2点を保つことで、行き渋りを軽くできる可能性が高いようです。
学習習慣を維持する
一日に5分でもいいので、できれば決まった時間に、机に向かって何かの課題を行う時間を持つことをお勧めします。
学校からの宿題でも良いですし、もっと難しいドリルでも良いですし、低学年のお子さんには塗り絵・お絵描き・折り紙・パズルといった課題でも良いですね。
学習に抵抗感があるお子さんには特に、お子さんが楽しく取り組めるものを行うのが良いでしょう。
時間を自分でコントロールする
自宅にいればゲームやyoutubeを思う存分できる、という状況は、学校に行きたくないゲージを大幅に押し上げる要因になります。
(どういうわけか、ゲームやyoutubeの中毒性は、その他の娯楽よりも圧倒的に高いのですよね。。不思議なものですね。)
タイマーをかけて、時間になったら自分でやめる、という習慣をつけることをお勧めします。
どうしてもやめられない子は、「30分遊んで、15分やめて、また30分遊ぶ」といったように、また後で続きができる条件をつけても構わないので、とにかく一度自分の意思でやめる、ということをやってみましょう。
325-3 ▼ 学校だけが学びの場ではない
ところでわたしは、個人的には、絶対に学校に行かなければならないとは思っていません。
学ぶことや人と関わることが、その人の人生を大きく豊かにしてくれることは間違いありません。
が、それができる場所は学校だけではないですよね。
学校に行ったら行ったで、行かなければ行かなかったで、必ずその経験はお子さんの人生の土台になります。
と同時に、親御さんのご不安なお気持ちもよくわかります。
学校に行くのはご本人とはいえ、少なくとも義務教育の間は、ご家庭の価値観やご意見を抜きにしては話が成り立ちません。
仮に行き渋りがあっても、誰が悪いとか、もっとこうしておけばよかったんじゃないかとか、後悔したりご自分を責めたりする必要はまったくありませんよ。
お一人で思い悩まず、どうぞご相談くださいね!
それではみなさん、楽しいゴールデンウィークを。
本日は以上です。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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