308-1 ▼ どこでも同じような役回りをする人
今日は「役回り」について書いてみます。
わたしたちは、職場や家庭や趣味の集まりなど、さまざまな集団の中で、なんとなく役回りを果たしていることがあります。
時々、どこに行っても同じような役回りをしている人がいます。
いつも人の愚痴を聞く役だとか、会計幹事ばかりやっているとか、「〜〜はどこにあるっけ?」みたいな細かい質問がいつも自分にばかり来るとか。
その内容に自分で納得できていればいいのですが、往々にして、自分の役回りは自分にとって好ましくないものであることが多いようです。
つまらないとか、たまには違うことをやってみたいとか、別に好きじゃないのに、とか、色々思うことがあるでしょう。
308-2 ▼ 本来の才能を発揮しているときほど気づかない
どこに行っても同じ役回り、という方は、そこにご自身の才能があるのかもしれません。
たとえ役回りに不満があったとしても、はたから見ているとその方は、他の誰よりそれが得意で、サクサクこなしていたりもします。
だからこそ周囲はその方にその役を頼むのですが、当のご本人は気づかないのですね。
身体の原理原則からも同じことが言えます。
わたしたちの心身は、本来の才能を発揮しているときほど「やった感」「頑張ってやり切った感」がありません。
気づきにくいのです。
身体の各部は、自然に動いているときはどこにも何とも感じません。
でもたとえば食べ過ぎて胃が重いときは胃の存在感が際立ちます。
これは、胃が頑張って消化してくれている、ちょっと無理がかかっている状態ですね。
このように、少しくらい無理がかかった状態のほうが気づきやすい、頑張ってやった感があります。
自然なもの、本来のものほど、気づきにくいのです。
これを翻訳すれば、日々何も意識せずに淡々とこなしている作業、自分は何とも思っていないのに人から任される作業の中にこそ、その人の働く上での才能があるかもしれない、ということになるでしょう。
308-3 ▼ 身体の原理原則に立ち返ろう
胃は胃であることに不満を持たない(実は持っているのかもしれませんが)ですが、人は思考の能力があるので、同じことをやっていると飽きてしまったり、好き嫌いを考えたりしてしまいます。
なんとなく現状に頭で不満を感じているときは、身体の原理原則に立ち戻って考えてみるのもお勧めです。
三輪堂のプライベートセッションでは、1対1でじっくりとお話を伺う中で、その方の本来の才能の輪郭を浮き上がらせるお手伝いもしています。
自分一人ではどうしていいかわからない、行き詰ってしまった、そんなときはどうぞ三輪堂にメッセージを投げてくださいね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
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