こんにちは。三輪堂です。面白く生きる連載、245通目です。
245-1 ▼ 1/28(木)配信お休み
本日はお知らせから。
明日1/28(木)はオープンチャットの配信をお休みいたします。
次回のオープンチャットの配信は1/29(金)22時50分頃となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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さて、それではここから本編を。
今日は「触ること」について。
先日も手のひらワークについて書きました。簡単に言えば皮膚の表面を揺らすだけの動作なのですが、どうしてどうして、これがなかなか奥が深い。
同じ手のひらワークをしていても、触り方ひとつで、効果の出方が変わります。
245-2 ▼ 触り方が雑だったり、強すぎたり
大体において、わたしも含めて現代人は、触り方が雑だったり、強すぎたりすることが多いように思います。
わたし自身も、人に触れる所作を学び出して初めて、いかに日頃の自分の動作が雑で粗削りだったかを痛感しました(^ ^;)
今でも油断すると動作が荒くなって、たとえばパソコンのキーボードを打つときに「バチバチバチバチ、バン!」(最後の「バン」はエンターキーを押す音です)なんて力いっぱい打っていたりします。
そんな力を入れなくたって、指そのものの重さを下ろすだけでキーボードは打てるんですが、なんだか、「打つぞ」「先に進むぞ」という勢いが入っちゃうんですね。
また、これはある保育園の園長先生から伺ったお話ですが、お子さんの寝かしつけのとき、若い保育士さんがちょっと強めにトントンしていたそうなのです。
で、「そんなに強くトントンされたら、先生でも眠れないかもよ」と声かけをされて、その保育士さんが力を抜いてさするようにしたら、あっという間にお子さんが寝付いてしまったということです。
お子さんを寝かしつける経験が豊富な方は「ああ~、わかるわかる」なエピソードなんじゃないかなーと思います。
245-3 ▼ 大切なものを扱う所作で
こんなふうに、さまざまな場面でついつい力が入りがちな我々です。
手のひらワークのときはぜひ、所作を丁寧にして、触れる自分の(または誰かの)皮膚を、「とても大切なものを扱うようにして」触ってあげていただきたいのです。
何も気にせずパッと雑に触るのと、大切なものを扱う心地でそっと触れるのとでは、先述した保育園のお子さんの寝付きの違いでもわかるように、体感に大きな違いが出てきますよ(^ ^)
■パッと触るのではなくて、まず腕の周囲の空気に触れて空気を温めてから静かに腕に触れる心地で
■「手が触る」のではなく「腕が手を受け取る」くらいの気持ちで
と書いたのは、そういうことです。
どんな違いが出るか、あなたもどうぞ試しにやってみてください。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
~手のひらワーク、ZOOMでご一緒しませんか~
触り具合も実際に見ればもっとわかりやすい!
触り方を変えることで体感にどんな変化が出るか、一緒に検証してみましょう。
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