こんにちは。三輪堂です。面白く生きる連載、234通目です。
234-1 ▼ 自分を大切に扱う方法
昨日は、疲れたときはしっかり休もう、疲れを感じにくい特性の方にも休むことを伝えていこう、という話をしました。
休む時間をきちんと確保することは、とりもなおさず、自分自身を大切に扱ってあげるということでもあります。
自分を大切にするというと、温泉に出かけていってゆっくりするとか、エステサロンやマッサージのようなところで自分に手をかけてあげるとか、ちょっと良いレストランに行くとか、そういう日常とは違ったところに積極的に何かを付け加える場面を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、自分を大切に扱うということは決して特別なことではなく、日常生活にすでにあるものの中で、いくらでもできることがあります。
たとえば、食べること。
234-2 ▼ 自分自身の象徴
「ストレス発散に甘いものを食べる」ことが通説になっているように、食べることでガス抜きをする方は珍しくありません。
気分が乱れていたりストレスでイライラしたりしているときは、いってみれば自分の心の海が嵐の中で大しけの状態になっているようなものです。
大荒れの海に対抗できるのは、同じようにパワフルで刺激の強い食べ物です。
だから、甘いもの、ジャンクフード、お酒など、味が濃くて刺激の強い食べ物を乱暴に飲食することで、心の波を相殺して、スッキリしたような気になるのですね。
つまり、食べるものは、自分自身のエネルギーを象徴するもの、自分自身の心の状態をかたどっているもの、といえるのです。
234-3 ▼ 悪い食べ物というものはない
食べ物については実にたくさんの説があって、~~はダメだとか、~~が良いとか、特定の食べ物についての良し悪しを論じるご意見もちらほら耳にします。
これはあくまで瀧本個人の意見であってその他のご意見を否定するものではありませんが、わたしは、どんな食べ物であっても、それ自体が悪いわけではないと考えています。
前段で書いた味が濃くて刺激が強い食べ物も、決してそれらが悪いわけではないのです。
何が問題なのかというと、食べ方です。
本当に自分の身体が喜ぶものを、身体が喜ぶように食べているか?
ということを見つめてみていただきたいなと思うのです。
明日以降も続けて書いてみますね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。