595-1 ▼ 立ってパソコンを打ってみる
最近、パソコンを立って打ってみています。
わたしは一日中パソコンに向かって仕事をしているので、どうしても肩がこります。
ある治療家の先生に相談したところ、パソコンは立って打つのが一番マシということでした。
で、それを試し始めて数日というところなのですが。
まず気づいたのは、「長時間集中するのが難しい」ということです。
なんというか、つい身体が動いてしまうのですよね。
足が疲れてきて姿勢を変えたり、ふと目線を動かしたりして、気持ちがふわふわとあちこちに飛びます。
立っていると、座っているよりも身体を動かしやすいので、なんとなく足踏みしたり腕を回したり、ちょっとコーヒーをいれに台所に立ったり、という時間も増えました。
595-2 ▼ 集中できない=あちこちの情報をキャッチする
たとえば学校では基本的に座って授業を受けますが、着座姿勢を維持することと、机上の学習における集中度は明確に比例します。
そのことが自分自身でもよくわかりました。
立っていると、これまでのように、何時間も画面に向き合いっぱなしということができない。
つまり、集中できないのです。
ところで、冷静に考えてみると、生物としてはそのほうが自然ではないだろうか、という気もします。
8時間穴を掘り続ける犬なんて存在しないように、同じ姿勢で同じ作業を何時間も続けているほうがおかしいのかもしれません。
集中できない・気持ちがあちこちに飛ぶということは、逆に言えば、あちこちの情報をキャッチしているということです。
595-3 ▼ 新しい世界観
それによってこれまでにない情報と情報の結びつきが生まれて、発想が柔軟になったり、新しい気づきが生まれたりするかもしれません。
お尻をドシンと固定して指先だけで生み出した文字よりも、ゆらゆらふらふらと揺れながら身体でつかまえたことのほうが、何か新しい響きを持っているような気もします。
学校で座っていられない、先生の指示が聞けない、ルールに従えない、すぐ立ち歩く、といったお子さんについても、これまでとは違うサポートの方法が見つけられそうな気もしています。
「立ちパソコン」が今後どんなふうに発展するか、楽しみです。
皆さんのお役に立つようなことがあればまたシェアさせていただきますね。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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