462-1 ▼ 明日から3日間お休みします
最近は急に寒くなりましたね。
そのためか、わたくしもちょっと風邪っぽい気配がしております。
最近ちょっと身も心もいろいろな負担を受け取っているような気がしていたので、風邪の気配もさもありなん、という感じです。
ごく小さな気だるさなのですが、この気だるさによって大きく「余力」を消費しているのを感じています。
462-2 ▼ 余力の存在
この連載でも何度もお伝えしていますが、人が生きるためには「余力」が大切です。
何かと何かの間をつなぐ “あそび” の部分がないと、日々の活動を健やかに滞りなく進めることはできません。
この「余力」「あそび」は現代社会ではあまり重視されません。
人は「何かがある・何かをしている」ことは意識しやすいのですが、「何もない・何もしていない」場面は意識に触れることなく滑り落ちていきます。
この「あそび」「余力」の部分は、まさに「何もない・何もしていない」部分です。
だからこそ、「あそび」「余力」が日常生活にどれほど大きな影響を与えているかを認識しづらいのですね。
風邪でだるいくらいだったら、「ちょっとくらい頑張れる」となりがちです。
でも、その「ちょっと頑張る」の後ろには、「あそび」「余力」をドンドン使っているという、見えない備蓄消費が隠れています。
462-3 ▼ 余力の状況に目を向けよう
今の自分も、ちょっと気合を入れて気だるさを無視すれば、まったく問題なく普通に生活できます。
でも、そこで「余力」を消費することが、最善の選択かどうかは疑問符がつきます。
無理をして頑張るときがあっても良い、でもそれは今なのかどうか? ということですね。
そんなわけで、わたくしはこの3日間で「余力」を補給しようと思います。
あなたもどうぞ、ご自身の「余力」の状況を見つめてみてください(^ ^)
ちょっとしんどいけど無理すれば頑張れる、というようなときは要注意ですよ。
もちろん、頑張っちゃダメと言っているのではありませんよ。
頑張ったほうが良いと思うときはぜひ自信を持って取り組まれてください。
と同時に、そうやって頑張っているあなたの心と身体は、「余力」をドンドン消費しているのだということに、ちょっとだけ目を向けてあげてくださいね。
本日は以上です。
それでは、次は火曜日の夜に!
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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