330-1 ▼ 0を1にする人は目立つけれど
偉人と呼ばれる人々の伝記を見ると、どなたも皆、何もなかったところに大きな変革をもたらした、いわば0を1にした人たちばかりです。
そういう人たちはとても目立ちます。
大きな功績を挙げたとして世界中から称えられますし、皆の憧れの的になります。
でも、そういう人ばかりでは、世の中は成り立ちません。
1を2にする人、2を3にする人がいて初めて、世界が動き出します。
今回はそういう話についてです。
たとえばわたしが関わっているチームのメンバーは、
Aさん ⇒ ∞を1にできる人
Bさん ⇒ 0を1にもできるし、その1を5にも10にもできる人
という具合で、皆それぞれ圧倒的な創造力とそれを現実化する力があります。
330-2 ▼ 人はパズルのようなもの
わたしは若い頃から、0を1にすることにずっと憧れてきました。
今のチームでも、AさんやBさんの動きを見ていて、自分にはなぜこのように動けないのだろうと絶望することもしばしばでしたが、、、
最近は、自分には全然その才能がないんだな~ということが、ようやく受け入れられるようになってきました(^ ^)
だって、0を1にしようとすると、頭がカラッポになるのですから。
本当に、ひとっかけらも、アイディアのアの字も出てこないし、何をすればいいか全く思いつかないのです(^ ^;)
と同時に、自分は、いくつかの1が目の前に並ぶと、その1同士を結び合わせて2や3にできることがわかってきました。
三輪堂の活動でやってきたことも、0を1にしたというよりは、いくつもの1を結び合わせて2や3にしているようなものです。
0を1にすることを目指してきたのでしたが、本来の自分のありようは、1と1を繋ぎ合わせて形にする役割だったのかもしれません。
人はパズルのようなもので、その人がどこにはまるかは、もしかしたらある程度決まっているのかもしれません。
パズルの右上のピースが左下に行きたいと言ったって、はまるわけがないですよね。
でも、右上のピースが右上にいればこそ、その次のピースがはまって、また次のピースがはまって、どんどん次へ次へとはまって、最後は左下のピースにたどりつきます。
みんなが自分の役割を果たすからこそ、全体が完成するのですね。
330-3 ▼ あなたの「1」を並べたら
自分が知らないだけで、もしかしたら右上のピースを左下のピースに変えてしまえる何かの秘訣もあるのかもしれません。
でもわたしはそれを探したいとはもう思いません。
人には皆、どこかにぴったりはまる場所があります。
それは別に、青い鳥を探すような長い旅に出る必要はなくて、いま自分がいるこの場所で、きっとそれは見つかるのだろうと思います。
そしてたぶんそれは頭の中で考えているだけではだめで、「身体」を使って初めて見えてくるのだと思います。
身体を動かすこと、現実的に行動すること、人と関わること、、、
どんな形であれ「身体」を物理的に動かしながら周囲と関わっていれば、その中で自分というピースの輪郭や立ち位置が見えてきます。
もしあなたが何かに迷っているなら、いちど三輪堂にお話を聞かせてください。
答えそのものをお伝えすることはできないけれど、あなたの身体の中にある「1」を並べたら、きっとあなたの歩いてきた道が見えてきて、あなたの身体の声が静かに流れ出すはずです。
ご縁があればぜひ、その声を一緒に聞かせていただきたいなと思っています。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
あなたの現在地から過去を振り返り、あなたの得たい成果から、進むべき道をそっとご提案します。
過去から現在を見るのではなく、未来から現在と過去を見る。
現在の捉え方が変われば、過去の定義づけも変わり、人生すべてが変わります。
1対1でじっくりとお話を伺う中で、あなたの人生を浮き彫りにします
メッセージはすべてあなたのお話の中にあります
その中から、あなたの才能や生まれてきた意味が見えてくるかもしれません