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ボールを挟む体操から思う、モノと身体の関係

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309-1 ▼ 柔らかいボールを脚で挟むと

明日4/11(日)は、いつも通りオープンチャットの配信はお休みです。
次回のオープンチャットの配信は4/12(月)22:50頃です。
どうぞよろしくお願いいたします。

柔らかいビニールボールを脚の間に挟んで過ごすと、骨盤の具合が良くなって体幹が鍛えられ、太ももやウエストが細くなる、 というテレビ番組を観ました。

で、早速試してみました。

手元にボールがなかったので、空気を入れて使うエア枕を使用しました。

ゆるめに空気を入れたエア枕を挟んだ状態で、立ったり座ったりの日常作業をしてみました。

やってみて思ったのは、「何もないよりも脚を締めやすい」ということです。

わたしは脚を閉じて座るのが苦手なのですが、エア枕を挟み付けているだけで脚をより認識できるようになり、いつもより楽に脚を閉じていられました。

309-2 ▼ モノがあると身体の意識が伸びる

エア枕に限らず、モノがあると意識がそこに伸びていきやすいということは療育でも活用されています。

たとえば、身体動作の模倣が苦手なお子さんには、手にモノを持たせてあげると、何も持っていない状態よりも模倣がしやすくなることがあります。


大人でも同じ効果が体感できます。

たとえば手に何も持たずに、腕を真横にまっすぐ伸ばしてみてください。

次に、手に何か細長いもの(ハタキ、物差し、突っ張り棒など)を持って、同様に真横にまっすぐ伸ばしてみてください。

モノを持っていたほうが、自分の手がまっすぐピッと伸びる感覚がありませんか?


脚の間にボールやエア枕を挟むことで、脚を締めておくという動作に対して同様の効果が得られているのだろうなあと実感しました。

309-3 ▼ 姿勢の維持に役立つ

モノを挟むことは、身体感覚をつかみづらいお子さんの日常動作にも活用できると思います。

たとえば椅子に座る姿勢がすぐ崩れてしまう子、まっすぐ立っているのが難しい子などに、脚の間にモノを挟んでもらうようにすると、姿勢を保ちやすくなると思います。
(皮膚表面の感覚が鋭い子には様子を見ながら試してあげてください。)

エア枕もビニールボールも、100円ショップなどで手に入ります。
わざわざ購入しなくても、お手持ちのクッションなどでも良いと思うので、親子でぜひ試してみてください!

痩身効果はともかくとして(^ p ^)、座っている姿勢に無理がなくなることは定型発達の大人にも良い効果をもたらしてくれるはずです。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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