970-1 ストレスに対処するワーク
小学校6年生のグループが、ストレスに対処するワークを行いました。
自分の心の中に複数の自分がいると想定して、頭の中で自分に声をかけてみよう!というワークです。
今回のテーマは、「元気のない自分を励ます練習」。
たとえば、自分Aが(やる気が出ない、ダル~い・・・)と感じるとき、もう一人の自分Bが励ましてくれるとしたら、なんと言ってくれるだろうか?
といったことを考えていくわけですね。
970-2 小6の子供たちが感じていたこと
このワークを見ていて、とても興味深いことがありました。
自分Bの視点に立って、やる気の出ない自分Aにかける励ましの言葉を書くときには、全員が一様に
「がんばれ!」
「やるんだ!」
「それでも男か!?」
などなど、力強い激励の言葉を書いていたのに対し、
視点を変えて、やる気の出ない自分Aの側に立ってみて、どんな言葉をかけてほしいと感じるだろうか?と考えたときには、
「やる気が出るまで待って」
「放っておいてほしい」
などなどの、沈んだトーンの言葉が並んだことです。
970-3 まずはその子の思いを
今回のワークに参加していたのは、友達付き合いや感情コントロールに苦手さのある子供たちばかりなので、そうした集団の特性もあったかもしれませんが、
イケイケドンドンでお尻を叩いて励ますようなやり方では、彼らの心には響かないのだな、と痛感したことでした。
彼ら自身も、周囲の友達や大人から、「がんばれ、がんばれ!」と力強く励まされてきた経験が多いのでしょう。
でも、そんな励ましを受けながら、内心では「放っておいてほしい」と感じ、周囲からの励ましを受け流すために余分な力を使い、じっと耐えてきたのかもしれません。
こちらが思う励ましと、相手が望む励ましとは、全く違っていることもあるのですね。
改めて、まずはその子の思いをしっかりと受け取ることの大切さを教えていただきました。
本日は以上です。
次回の配信は9/25(月)です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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