951-1 足の指の捻挫
昨日、足の指を捻挫しました。
電車に乗り遅れそうになって、駅まで走っていたところ、自分のズボンの裾に足が引っかかって、右足のひとさし指がグキッと。。。
時間が経つにつれてどんどん腫れあがり、内出血で黒ずんでいきます。
で、これが結構痛い。
ちょっとでも力がかかるとズキッと主張してきます。
あなたは、ご自分が普段、足のひとさし指をどんなふうに使っているか、意識したことはありますか?
わたしは今、日常生活の中で思った以上にこの指が活躍していることを痛感(文字通り)し続けています。
951-2 感覚過敏の子供たちの生活を想像する
階段を下りるときは意外と足指を踏ん張っているんだなーとか。
靴や靴下を履くときは指先たちが実に微妙に自分たちの向きを調整して靴を迎え入れているんだなーとか。
立つ、歩く、さまざまな動作の中で足の指は大切な働きをしてくれていたんですね。イテテ。
痛みのある生活の中でふと想像したのは、感覚過敏の子供たちの毎日の生活の居心地の悪さです。
たとえばお子さんが気に入った洋服に執着してそればかり着たがり、他の服を無理に着せると激しく泣き出す、といったようなとき、こだわりや感覚過敏の傾向が想像されます。
感覚過敏について知識として理解していても、その子が実際にどんな感覚を味わっているかは、他人には決してわかることはできません。
951-3 他者を思いやるということ
でも、自分自身がこうして「不意に襲ってくる痛み」を体感してみると、身動きすることに抵抗を感じたり、身をかばおうとする行動が引き出されたりして、何かと心を取られている自分に気づきます。
これが毎日のことだったら、自分に痛みを与えるかもしれない「新しい洋服」という存在に恐怖を感じるのも当然だなとつくづく思います。
それがわかったからといって、何が変わるわけでもないのですが、、、
周囲の人の心と身体の状態に、少し思いをはせる余裕ができてくるかもしれません。
わたしたちは自分の身体の働きに、あまりにも無頓着です。
たまには怪我をしてみるのも、いいものかもしれませんね。
本日は以上です。
次回の配信は8/28(月)です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
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心と身体のバランスを整える
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心身と対話する静かな時間をお過ごしください
あなたの身体がいま動きたいと思っている方向・速度・幅で波を通し、身体の現在地から心身のつながりを深めます
あなたの身体の中にある「今もっとも必要なこと」「いま伸びたいと思っている芽」をそっと後押しします