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正解のない時代を生きるために、説得力・受け入れ力を育む練習

目次

985-1 説得力・受け入れ力

社会生活をスムーズに送るために、子供たちにとって大切なのは「説明する力」です。

自分の考えていることを相手に伝えることができるか・できないかで、お子さんの過ごしやすさは大きく変わります。

また、話を聞く側としても、自分の意見だけが絶対に正しい!と固執するのではなく、「そんな意見もあるかもね」と受け入れる感性を持っておきたいもの。

そこで今回は、チームで「説得力・受け入れ力」を磨く練習をご紹介します。

985-2 言葉から色を想像しよう

用意するもの
さまざまな色のカード(厚紙に折り紙を貼る・色を塗る等)

1.テーマを決める
「春」「怒り」など、やや抽象的なものを設定します。

2.色を選ぶ
テーマから想像した色をカードの中から選びます。

3.説明する
なぜそのカードを選んだのか説明します。

正解・不正解はないので、自分が選んだ理由をしっかり説明できて、相手が納得できればOK。

聞く側は、受容の言葉で受け取ります。

たとえ自分の意見と違ったとしても、「なるほど、そういう考えもあるんだね」と一旦は受け取りましょう。

985-3 受け取ってもらえるから説明できる

たとえば「春」のイメージ一つとっても、

「桜のピンク」
「菜の花の黄色」
「いや、桜の花びらってよく見るとピンクじゃなくて意外と白っぽいから、白」

などなど、いろいろな意見が出ます。

どんな意見にもその人なりの考えや理屈があることを理解できると良いですね。

自分の意見を落ち着いて説明できるためには、聞く側の受容の姿勢も大切です。

安心して話し合えるように、まずはお互いに相手の意見を受け取ることが大切であり、そのための練習でもあることを伝えておきましょう。

選ぶテーマにもよりますが、小学校高学年くらいから取り組めます。

活動のご参考にどうぞ。


本日は以上です。
次回の配信は10/16(月)です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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