869-1 自己啓発書を紹介されて
先日、あるコンサルタントの先生にいろいろとお話を伺っていたところ、仕事の参考になるからこれを読んでみるといい、と、何冊かの自己啓発系の本を紹介していただきました。
実はわたし、自己啓発系の本が大の苦手で、タイトルを見た瞬間に(うわー、これか・・・)と思ってしまったのですが(^ ^;)
先生がおっしゃるなら仕方ない(?)という気持ちで、渋々読み始めました。
すると、驚いたことがあります。
読んでいると、その本が言っていることが、「よくわかる」のです。
もちろん日本語ですから文章はわかりますが、そういうことではなく、ごく当たり前のこととして「うんうん、その通りだよね」と納得できるのです。
869-2 自己啓発書を避けていた理由
実はわたしは若い頃、こういう自己啓発系の本を読み漁った時期がありました。
自分に全く自信がなく、どうにかして堂々とふるまえるようになりたいと思っていて、自己啓発書に頼りました。
その頃は、いくら本を読んでも、「そりゃそうだろうけど」としか思えませんでした。
あなた(本)の言っていることは正しいのだろうが、自分はそうは思えない。
そうなればいいのはわかるが、どうすればそうなれるのか教えてくれ。
という感じで、すべての言葉が上滑りするというか、自分の中には全く入ってこず、すべて空虚に感じられて、やがてこの手の本を避けるようになりました。
自分にとって何の力にもなってくれないばかりか、本が語る理想に近づけない自分が否定されているようにすら思えたからです。
869-3 「当たり前」のことだった!
時を経て今、もう一度読んでみた自己啓発書の言葉に、自分がこんなにも実感を持てるようになったことに驚きました。
こういう本の定番フレーズは「あなたはそのままで素晴らしい」ですよね笑
今読んでいるこの本にも出てきましたが、かつてはそう言われるのがなんだか不愉快で、(ケッ)と目を背けたくなる感じだったのが、今は何とも思いません。
だって、当たり前のことだからです。
何気なく息をするように、何気なく水を飲むように、「あなたはそのままで素晴らしい」はただの何気ない事実です。
そんな感覚を育んだ土台は、一にも十にもすべて、身体の原理原則にもとづいたアプローチだったと思います。
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
自分の身体からの答えを知りたい方へ
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