763-1 好きなことにのめり込む子
好きなことに徹底的にのめり込むタイプのお子さんがいます。
鉄道のことなら何でも知っている電車博士や、カタカナの読み方すらあやふやなのにポケモンの名前はあっという間に覚える子など、、、
その探求心や吸収力にはまったく感心してしまいますね。
ところで、親心はまた違うもので、ポケモンはほどほどにして、我が子の将来のためにもっと生活や学習に役立つことを教えよう、できないことを練習しよう、等々、熱心に取り組まれる親御さんが少なからずいらっしゃいます。
763-2 将来のために役立つことを教えたい親
それで成果が出て、ご本人の自信につながって、そのことが楽しいと思えるようになるなら、何も問題はありません。
でも、大人からのこうしたアプローチは、往々にして、やりたくないことを無理にやらされている印象を、子供たちに与えがちです。
この場合、通り一遍のことはできるようになったとしても、そこから発展していかないことのほうが多いでしょう。
身体の原理原則から見ると、そのくらいならいっそのこと、その子が好きなことを徹底的にやってもらったほうが発展します。
763-3 より良く循環するのは
大好きなことに集中しているときは、ご本人の好きな気持ちに身体が乗って、どんどん動きが深まって、展開している状態です。
心と身体がとても良い循環を起こしています。
ポケモンの知識そのものは日常生活や学業成績には大した影響がないかもしれませんが、その土台にある循環は、いつか何かの形で大きく花開くことでしょう。
子供たちが本気で取り組むのは、自分にとって楽しいことだけです。
子供たちが心の底から「やりたい!」と思うことをやり切る力を、大人はもっと信頼してよいと思っています。
ぜひお子さんの底力を信頼して、安心して応援してあげてください!
本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。
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