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作文支援!語彙力が足りない子への支援例

目次

759-1 つまずきポイント1つ目は割愛

前回はこんな記事を書きました。

今回からは、この9つのうちのいくつかをピックアップして、具体的な支援方法をご紹介します。

つまずきポイント1つ目は字を書くこと(思い出せない、書くのに時間がかかる)に困難がある場合でしたが、こちらは、目の使い方、形をとらえる力、ワーキングメモリ、手の使い方など、さまざまな課題が関わってきます。

あまりにも大きなテーマでもあり、詳述すると文章を書く支援とは内容がずれていきますので、今回は割愛します。

759-2 語彙力のサポート例

つまずきポイント2つ目は語彙力です。

作文を書くための支援としては、テーマやその子の心の段階に応じた用語集を用意しておくことがお勧めです。

たとえば感想や気持ちの表現で、「嬉しかった」「悲しかった」は使いこなせるようになったけれども、それ以上の言葉が出てこない子がいます。

そんなときは、気持ちを表す用語集として、

  • ワクワクした
  • ガッカリした
  • 胸が痛くなった
  • (緊張して)手が震えた
  • (怒りで)目がくらんだ
  • (恥ずかしくて)顔が熱くなった
  • 冷や汗をかいた
  • (泣きそうで)鼻の奥がツンとなった

など、少し複雑な感情を表現するフレーズを手元に用意しておくと、自分の気持ちによりしっくりくる言葉を選んで活用できます。

759-3 言葉は体験とセット

ただし、本来言葉というものは、自分の心が動いたところに生まれてくるものです。

言葉だけを先走って身に着けても、それは上っ面だけで、血肉の通ったものにはなりません。

ぜひ、言葉の学習と並行して、さまざまなことを実際に体験させてあげたいものですね。

身体が触れ、心が揺れたところに言葉が寄り添うとき、その言葉はご本人の人生を支える大切な土台になってくれることでしょう。

・・・あらら、この調子で書いているといつまで経っても終わりませんね(^ ^;)
次回からはもうちょっと内容を絞るようにしますね!

次はつまずきポイント3つ目、内容を思い起こすこと、について書いてみます。


本日は以上です。
それでは、また。
いつもあなたに明るい風が吹きますように。

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この記事を書いた人

楽しい療育の三輪堂 主宰

身体の原理原則で、育児も人生ももっと面白く。

ふとしたきっかけでゼロから独学で療育を学び、療育の知恵はあらゆる人に当てはまる人生の知恵であると確信。従来の療育知識に整体・武学体術・エッセンシャルオイル等を取り入れ、身体の原理原則にもとづいて無理なく心身を活かす道を提案中。日常生活のすべてが学びになり、よりよく生きるヒントに変わる生き方を実践しています。

活動フィールドは、情報発信・執筆・オンライン療育相談・身体と心のつながりを深めるセミナー・エッセンシャルオイルと整体を組み合わせたケア・志を発信する媒体作成など。

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