744-1 他者の気持ちを意識する機会を設ける
前回は気持ちの理解の深まり方についてこんな記事を書きました。
気持ちの理解はとても大切なテーマです。
たくさんの体験や感情の揺れを通して自分自身の気持ちをしっかりと味わってもらいつつ、他者の気持ちに目を向ける機会を意図的に作っていくと良いでしょう。
今回は、相手の気持ちや考えは自分とは異なること、相手の気持ちを想像することを楽しく体感できるゲームをご紹介します。
744-2 相手の答えを想像するゲーム
ホニャララといえば!?ゲーム
お題に対して、できるだけ大勢の答えを合わせることを目指すゲームです。
お題は「長い野菜」「黄色い果物」など
形容詞+名詞で設定します。
参加する子供たちにとって身近なもの、複数の候補がパッと思いつきやすいものを選びましょう。
思いついたものを紙に書いて一斉に発表
たとえば「長い野菜」なら、ネギ・ゴボウ・大根などが思いつきますね。
自分が好きなもの・答えたいものを書くのではなく、チームメンバーが答えそうなものを想像して書くのがポイントです。
答えが合致したら成功
合致した数を得点として対抗戦にしても楽しいでしょう。
合致しなくても、「そんな考えもあるんだね!」「なるほど、それもあったか!」などと声をかけ合い、お互いの気持ちを認め合う機会にできると良いですね。
744-3 お互いの気持ちを認め合う
「白い物」などの広いお題だとなかなか答えが合わなかったりしますが、それはそれで面白いもの(^ ^)
回答の合う合わないだけを目的にせず、自分と相手の気持ちの違いを爽やかに認め合いましょう。
概念的なゲームなので、お子さんによりますが小学校の4~5年生くらいから参加できるかと思います。
高校生と小学生など、異年齢の活動としても楽しめるでしょう。
ご参考になれば幸いです。
本日は以上です。
それでは、また。
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